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白い花蓮、清らかに♡橋本・吉原〜天女舞うよう

雷雨が去り、綺麗に晴れた7月13日、和歌山県橋本市吉原の小池で、真っ白い蓮(はす)の花が涼風にそよぎ、花言葉「清らかな心」通り、神聖な光沢を放っていた。
小池は約200平方メートルで、自然豊かな高台住宅地の道沿いにある。真っ白な花蓮(はなはちす)は、約30輪咲いていて、まぶしいばかりの日差しを浴び、沢山の蕾(つぼみ)も、今まさに開こうとしている。
水面には笹舟のように、白い花びらが浮かび、数匹の大鯉(おおごい)が、人影にエサをねだってくる。中には、あわてて花びらをくわえる可愛い仕草も。
誰もが清らかと思う花蓮は、まさかと疑うほどの泥の水底から生まれて咲く。その花言葉通り、蓮池に神仏が座っているか、天女が舞っているかのような、夢うつつの世界を繰り広げていた。
高野山真言宗・不動寺(同市山田)へ参拝途中の高齢男性は「まさか、ここに蓮池があったとは。ピンクもいいが、ホワイトもいい。白い蓮の花に出会えたのも、何かのご縁で、有難いことです」と目を細めていた。
[蓮の俳句、2句紹介]
君と見し蓮池君を見に行かむ(山口誓子)
涼しさや蛙も蓮にゆられつゝ(正岡子規)
写真(上)は白い蓮の花に風そよぐ。写真(上)は開き始めた蓮の蕾。写真(下)は心やすらぐ白い蓮池の風景。


更新日:2021年7月14日 水曜日 00:00

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