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鱗雲、夏空おおう♡橋本・夕日眩し〜26日皆既月食

和歌山県橋本地方は5月25日夕刻、空一面が初夏の鱗雲(うろこぐも)におおわれ、夕日がひらひらと輝いた。26日は24年ぶりの「スーパームーン皆既月食」が見られる気配で、多くの人々が首を長くして夜空を見上げそう。
25日夕刻、橋本市のJR・南海橋本駅の西方で、紀の川へ注ぐ橋本川のほとりに立つと、かげろうのように沈む太陽がまぶしい。
川岸のハナミズキ(花水木)並木は影絵となり、外灯の上では夕日の輪郭がゆれる。無数の鱗雲は一枚の布状になり東へ流れてゆく。JR和歌山線の電車は、その鱗雲の下を颯爽と走り去っていった。
通りがかりの男性は、空を見上げて、「きょうは黄砂がまったく来なかったよ。そのうえあの鱗雲、なかなか気持ちいいね」と目をぱちくりさせる。
テレビ・ラジオ・ネット情報などによると、26日の満月は今年、地球に最も近づく「スーパームーン」。しかも太陽と地球と月が一直線に並び「皆既月食」が繰り広げられる。満月が地球の影に隠れるのは午後8時9分〜28分頃と伝えている。
写真(上)は橋本川・御殿橋近くのハナミズキ並木の大空をおおう夏の鱗雲。写真(中)は外灯の彼方の鱗雲でかがやく西日。写真(下)は鱗雲の下を疾走するJR和歌山線の電車。


更新日:2021年5月26日 水曜日 00:00

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