ニュース & 話題

鯉幟、青天に音立て♡串柿の里・四郷〜滝登り風情も

日本一の串柿の里、和歌山県かつらぎ町四郷地区で、青天に恵まれた4月25日、色鮮やかな鯉幟(こいのぼり)が涼風に吹かれ、昨年秋の串柿の玉簾(すだれ)とは違った、眩いばかりの風景を繰り広げた。
この日、四郷地区・東谷の山上は、最高気温21度、北寄りの風5メートル前後という爽快さ。
修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)ゆかりの、堀越癪(しゃく)観音近くでは、和風家屋の小林洋之(こばやし・ひろゆき)さん方の青空で、鯉幟ファミリーが音を立てて泳いでいる。
昨年11〜12月には、その道沿いで、沢山の串柿の玉簾を天日干し。今はそれに変わって、山麓から吹き上げてくる風に矢車が呼応して、鯉幟が元気よくひるがえる。
その山麓の川沿いでは、まるで山上に滝登りでもするかのように、大きな鯉幟ファミリーが、はたはたと尾をはねている。
通りがかりのドライバーらは、思わず車から降りてスマホ撮影。「さすがに新緑のこの山里、秋の串柿の玉簾もいいが、この季節の鯉幟も最高です。新型コロナ禍のうっとうしさなど、いっぺんに吹っ飛びますよ」と、もちろんマスク着用で笑っていた。
写真(上)は堀越癪観音近くの農家の青空を泳ぐ鯉幟ファミリー。写真(中)は昨年11月の同所での串柿の玉簾の天日干し風景。写真(下)は山麓で泳ぐ鯉幟ファミリー。


更新日:2021年4月26日 月曜日 00:00

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事