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胡蝶、玉川峡を舞う?!実は著莪の花♡高野参詣楽し

関西の秘境、高野山麓の玉川峡谷(和歌山県橋本市・九度山町)で4月14日、無数の著莪(しゃが)の花が満開になり、まるで沢山の胡蝶(こちょう)が舞い降りて、清流の音を楽しむような光景を見せていた。
著莪の花はアヤメ科で、湿った山斜面などに群生する常緑の多年草。例えば、ここは高野参詣の世界遺産・黒河道(くろこみち)の一角。
つまり著莪の花は、九度山町の玉川(紀伊丹生川)の市平橋(いちだいらばし)たもとで満開になり、別名・胡蝶花(こちょうか)の可愛い姿を繰り広げていた。
近くの市平春日神社では、町天然記念物の桂(かつら)の木が薄緑におおおわれ、この銘木を見上げた後、今度は著莪の花に出会うと、とても大切な時をいただいたような心地になる。
著莪の花は、九度山町の赤瀬橋から、橋本市の温泉宿泊施設「やどり温泉 いやしの湯」を経て、高野山に向う国道371号沿いで咲き誇っている。
玉川峡谷の環境を守る「玉川愛好会」の上西進(うえにし・すすむ)会長は、「ここは高野参詣道。著莪の花に心癒され、スマホ撮影して、元気に登ってださい」と話している。
写真は九度山町の市平橋のたもとに咲いた胡蝶花とも呼ばれる著莪の花。


更新日:2021年4月15日 木曜日 00:00

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