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たんぽぽの穂綿いっぱい♡橋本・お尻山~電車颯爽と

和歌山県橋本市の学文路(かむろ)天満宮の近くにある通称「お尻山(おけつやま)」や、その山裾の田畑の畦道で4月6日、無数のたんぽぽ(蒲公英)の穂綿(ほわた)が生まれ、まるで電車が走るように、季節の流れを感じさせた。
お尻の形をした通称「お尻山」は、国城山のふもとの紀の川南岸にあり、山裾の菜の花畑の畦道では、無数のたんぽぽが開花。近くを南海・高野線の電車が颯爽と走る。
「お尻山」の頂上付近でも、たんぽぽの花が緑の草むらを綺麗に彩り、眼下には紀の川と流域の町並み、遠くでは和泉葛城山や雨引山がかすみ、まるで箱庭のような光景である。
このように群生するたんぽぽの約半分は、すでに花から穂綿に変わり、そのうちの約半分は飛翔(ひしょう)済み。この日の綿毛は、春寒(はるざむ)の戻りとあって、いささか飛ぶのをためらっている気配である。
やがて穂綿は、風の赴くまま、はるばる飛翔して、いずこかへ着地。花咲けば、紋白蝶が次々飛来し、人々が近づけば、スマホ撮影で喜ぶことに。
この「お尻山」は、学門の神様として崇敬される学文路天満宮の東方、紀の川フルーツライン(広域農道)わきの産直市場「くにぎ広場」の北方で、いずれも徒歩約20分のところ。
写真(上)はたんぽぽの花と穂綿と「お尻山」の下を走る南海電車。写真(中)は「お尻山」の上のたんぽぽの花と穂綿=遠くは紀の川と両岸の山々。写真(下)は美しいたんぽぽの穂綿。


更新日:2021年4月7日 水曜日 00:00

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