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橋本の魅力、児童ら発信♡城山小6年〜パンフ作成
和歌山県橋本市城山台の市立城山小学校=山田卓司(やまだ・たくじ)校長=の6年生児童は、この1年間、総合学習で「橋本市の町おこし」体験・授業に取り組み、3月10日、同校体育館でその活動発表会が行われた。
参加した学校運営協議会委員や保護者らは、「子供たちがふる里を知り、その魅力を全国アピールする心は、実に素晴らしい」と、大拍手を送っていた。
同校の6年生58人は、昨春から「橋本市の町おこし」をテーマに、市内の歴史・文化・自然を勉強・体験。それを基にパンフレット「橋本市のエエとこウォークラリー」(3つ折り)を製作した。
内容は、例えば「歴史&たてもの」について、城山台の長藪城や隅田八幡神社、学文路天満宮、「文化」は紀州へら竿や高野口パイルを紹介。
また「感動&映え」では、嵯峨の滝、五光の滝、杉尾の巨石、紀見峠の蛍、さらに「まったり&いやし」では温泉や公園、「ごはん&くだもの」は産直市場などを綴った。いずれもカラー写真付きだ。
これらを基に歴史、ほっとひといき、絶景・映えの各「オススメコース」を推奨。「スタンプラリーで橋本市の色々な所をめぐってださい」とアピールしている。
この日、6年生児童が各班ごとにスライドや動画を使って、橋本の魅力ポイントを次々発表すると、学校運営協議会委員や保護者ら約50人は「よくやった」と笑顔で讃えた。
担任の上野大輝(うえの・ひろき)教諭と西川実里(にしかわ・みのり)教諭は「子供たちは、橋本を知って、動いて、好きになりました」「苦労もあったと思いますが、最後にパンフを作り、達成感を得たと思います」と話した。
子供たちはパンフ「橋本市のエエとこウォークラリー」を各店舗に置いてくれたらと期待。同校では希望者に手渡すことにしている。
写真(上)は橋本の魅力を発表する城山小学校6年生児童たち。写真(中)はパンフ「橋本市のエエとこウォークラリー」。写真(下)は学校運営協議会委員や保護者にパンフ配布する児童たち。