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高野山麓いと楽し♡フォトコン表彰式&写真展開幕
和歌山県橋本・伊都地方の第1回「高野山麓いと楽しフォトコンテスト」入賞者の表彰式が、3月4日、和歌山県かつらぎ町の総合文化会館「あじさいホール」で行われ、その入賞・入選作品の展示会が始まった。入場無料。
同コンテストは橋本・伊都1市3町の自然や歴史、文化の魅力、観光スポットを国内外に発信しようと、橋本・伊都広域観光協議会が主催。計115作品の応募があった。
県展や市展審査員を務める、写真家の山中健次(やまなか・けんじ)さんや、大谷憲裕(おおたに・のりひろ)さん、伊都振興局の南木芳亮(なんき・よしあき)局長の3人が公平・厳正に審査。
入賞6点、入選31点を選び、最優秀賞には同県有田川町の新家益代(しんけ・ますよ)さんの「神域の秋」に決定した。
優秀賞には橋本市の中村満(なかむら・みつる)さんの「桜咲く」、同市の鎌仲雄二(かまなか・ゆうじ)さんの「日没に映える紫陽花」、和歌山市の小藪清史(こやぶ・きよし)さんの「高野山ローソク祭」、
さらに白浜町の木下滋(きのした・しげる)さんの「町石道」、有田川町の青木義雄(あおき・よしお)さんの「夕暮れのひととき」が選ばれた。
この日、同協議会会長の中阪雅則(なかさか・まさのり)同町長が、出席できた新家さんら4人に表彰状を授与。新家さんは「誠に光栄です。丹生都比売神社は、新鮮で厳かです。新型コロナ禍で大変ですが、ぜひ、写真を見てほしいです」と挨拶した。
審査員は講評で「素敵な写真が沢山ありましたが、あくまでも〝高野山麓いと楽し〟の募集趣旨に合った写真を選びました。次回も頑張ってださい」と述べた。
中阪会長は「当地方は世界遺産(紀伊山地の霊場と参詣道)や、日本遺産(修験道の開祖・役小角=えんのおづぬ=ゆかりの葛城修験)など、素晴らしいところです。皆さんの入賞作品をイベント会場で展示、SNSで発信するなどして、地域活性化に努めたい」と語った。
入賞作品の展示会は、同日〜3月17日(水)同ホール1階。同19日(金)〜4月5日(月)は、九度山町の道の駅柿の郷どやま(体験・研修施設)で開催。
さらに4月7日(水)〜同19日(月)=月曜休館=は橋本市産業文化会館アザレア1階ロビー、同22日(木)〜5月9日(日)は、高野町の高野山観光情報センターで開く予定。時間はいずれも午前10時〜午後5時。
写真(上)は受賞した前列左から小藪さん、新家さん、中村さん、青木さん=後列左から写真家の山中さん、南木局長、中阪町長、写真家の大谷さん。写真(中)は優秀賞・入選作品の写真展風景。写真(下)は表彰式で挨拶する中阪町長。