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最優秀賞「神域の秋」新家さん♡写真展示PR活用へ

和歌山県橋本・伊都地方の第1回「高野山麓いと楽しフォトコンテスト」の入賞作品が決まり、今春、橋本・伊都1市3町で写真展が開かれることになった。同事務局(伊都振興局企画産業課)では、「郷土の自然、歴史、文化を伝える素敵な写真ばかり。ぜひご覧ください」と言っている。
担当の森本哲夫(もりもと・てつお)同課主査の説明によると、昨年9〜12月に募集。県内外の46人から計185作品の応募があった。
県展や市展審査員を務める、写真家の山中健次(やまなか・けんじ)さんや大谷憲裕(おおたに・のりひろ)さん、伊都振興局の南木芳亮(なんき・よしあき)局長の3人が厳選・審査。最優秀賞は同県有田川町の新家益代(しんけ・ますよ)さんの「神域の秋」に決定した。
優秀賞には橋本市の中村満(なかむら・みつる)さんの「桜咲く」、同市の鎌仲雄二(かまなか・ゆうじ)さんの「日没に映える紫陽花」、和歌山市の小藪清史(こやぶ・きよし)さんの「高野山ローソク祭」、白浜町の木下滋(きのした・しげる)さんの「町石道」、有田川町の青木義雄(あおき・よしお)さんの「夕暮れのひととき」が選ばれた。
「神域の秋」は、世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社の鳥居前から、楼門・本殿を見る風景で、参道を行く神職の後ろ姿も、手前の黄葉も神々しい。
「桜咲く」は、隅田八幡神社の末社・丸高稲荷で、長い鳥居わきから子供3人が仲よく桜を見上げている。「日没に映える紫陽花」は、橋本・恋野の水田わき風景で、水色と薄紅色の花の向こうに早苗がまばゆい。
「高野山ローソク祭」は、ゆかた姿の女の子が、可愛く炎灯りに浮かび、「町石道」は159町石から緑の奥行きも深く、「夕暮れのひととき」は丹生酒殿神社の大銀杏が眩く、子供らの影が長くのびる。
森本主査は「入賞作品は今後、ポスターやパンフ、ホームページなどに掲載して、橋本・伊都地方の観光PRに活用する予定です」と話した。
表彰式は3月4日(木)午後1時から、かつらぎ総合文化会館「あじさいホール」で行い、中阪雅則(なかさか・まさのり)町長が表彰状を授与。
入賞作品の展示会は、表彰後から3月17日(水)=午前10時〜午後5時=まで同ホールで開催。同19日(金)〜4月5日(月)=同時刻=は、九度山町の道の駅柿の郷どやま(体験・研修施設)で開催。
4月7日(水)〜同19日(月)=同時刻・月曜休館=は橋本市産業文化会館アザレア1階ロビー、同22日(木)〜5月9日(日)=同時刻=は、高野町の高野山観光情報センターで開くことにしている。
写真(上)は最優秀賞「神域の秋」。写真(中)は優秀賞「桜咲く」。写真(下)は同「日没に映える紫陽花」=いずれも橋本・伊都観光協議会・提供。


更新日:2021年2月25日 木曜日 00:00

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