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初詣、節度も清々しく♡隅田八幡〜家族安泰など祈る

国宝・人物画象鏡で名高い、和歌山県橋本市隅田町垂井の隅田八幡神社=寺本嘉幸(てらもと・よしゆき)宮司=は、令和3年元旦、大勢の参拝者が訪れ、昔ながらの日本の節度を守り、家族安泰や疫病退散などを祈った。
同神社は日本最古の金石文の人物画象鏡が伝わる古社で、正月の小豆粥(あずきがゆ)占い「管祭(くだまつり)」や、担ぎ屋台(かつぎだんじり)の練り歩く「秋祭」も県・市文化財に指定されている。
この大晦日には、参道の足元を照らす竹灯籠(たけどうろう)が並び、境内ではどんど焼きの炎が暖かく燃える。
今回は新型コロナ感染防止のため、手水舎は使用禁止、拝殿の鈴の緒も天井に固定したが、マスク掛けで訪れた家族連れや若いカップルらは、適度の間隔をあけて並び、拝殿では2拝2拍手1拝の後、深々と頭を下げて、天の救いをお願いしていた。
近くの末社・丸高稲荷(まるたかいなり)神社では、朱色の〝鳥居のトンネル〟わきで、沢山の水仙(すいせん)が咲いて、瑞々しさでいっぱい。
一部の家族連れらは、ここでも手を合わせた後、水仙と紀伊山地の雪景色を眺めながら、新たなパワーを戴いている様子だった。
写真(上)は隅田八幡神社の拝殿で心込めて祈る女性たち。写真(中)は新型コロナ感染防止に心を配りながら拝殿前・参道に並ぶ参拝者たち。写真(下)は末社・丸高稲荷の鳥居のトンネルわきに咲いた瑞々しい水仙。


更新日:2021年1月2日 土曜日 00:00

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