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冬霞♡朝の林は影絵に〜橋本・水仙も瑞々しく
和歌山県橋本地方は、冬至から3日目の12月23日朝、冬霞(ふゆがすみ)におおわれ、日輪も山河も花々も一幅の水彩画のようで、高野山麓の自然の心地よさを繰りひろげた。
この日の橋本市の天気は晴れで、午前6時頃の気温は1度と冷え込んだが、正午頃には10度まで急上昇した。
早朝、同市東家の愛宕山周辺を散策すると、紀の川南側の国城山も、JR・南海橋本駅も、ビルと商店・民家の市街地も、すべてが冬霞の中。
まん丸い太陽は、なんら眩しくもなく、前方の林は影絵となり、足元に群生する水仙は、露を含んでしっとり。単線電車は、冬霞を波打たせながら、颯爽と走り抜けていった。
追信=愛宕山南側の真言律宗・妙楽寺の「除夜の鐘」は今年、人々の暮らしに配慮して「昼の除夜の鐘」(12月31日午後1~同3時)に変更される。
写真(上)は林を影絵にする冬霞の太陽。写真(中)は朝露しっとり水仙の花。写真(下)は朝霞の水仙の群生下を走る単線電車。
更新日:2020年12月24日 木曜日 00:00