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冬至の太陽、濃霧の中~かぼちゃ・柚子湯を楽しもか

1年のうちで昼が一番短い「冬至」の日の12月22日、和歌山県橋本・伊都地方は、濃い朝霧に包まれ、太陽も寺院も紀の川も霞んで見えて、まさに「冬至の情景」を呈した。
夜明けとともに紀の川両側の山々に濃霧が立ち込め、橋本市東家の真言律宗・妙楽寺の鐘楼門は、屋根の反りも鯱(しゃちほこ)も影絵のよう。
同市神野々の紀の川は、水音が聴こえるものの水流は見えず、太陽の位置はわかるもののその輪郭すらわからない。
出勤時間帯の同市市脇の国道24号・371号交差点では、さすがに車が渋滞し、走る車はヘッドライトをつけ慎重運転。
九度山町役場の3階窓から望むと、紀の川上空は朝霧に覆われていたが、午前9時過ぎには綺麗に晴れて、和泉葛城山系の山々には、清澄な青空が広がった。
この日、町角や職場で出会う人たちは、「きょうは冬至。かぼちゃ食うて、柚子湯(ゆずゆ)につかりたい」「そやそや、風邪引かんように早よ寝いや」などと、言い交わしていた。
写真(上)は濃霧で輪郭も見えない紀の川の上空の冬日。写真(中)は朝霧の中ヘッドライトをつけて走る車、車、車。写真(下)は濃霧で影絵のような妙楽寺・鐘楼門。


更新日:2015年12月22日 火曜日 14:17

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