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初冠雪の高野・大滝、墨絵のよう♡瀑布の音も厳しく

和歌山県高野町の世界遺産・高野山(標高約850メートル)が、今冬の初冠雪となり、その山斜面の水を集めて落ちる名高い「大滝(おおたき)」の音響が、美しくも厳しい真冬日の到来を告げている。
大滝は、高野山から熊野本宮大社へ続く、小辺路(こへじ)入口付近の御殿川(みとのがわ)にあり、その地名も大滝という。
12月15日、峡谷の木々に雪が積もり、紅葉・黄葉の彩りは、すべて白銀に化して、まるで水墨画の掛け軸のよう。凍るような瀑布(ばくふ)の音があたりに飛び散っていた。
紀伊国の地誌「紀伊続風土記」(1806)によると、大滝は「水の落ちるところの岩に 弘法大師不動像を刻む」と記されており、古来、小辺路を往来する旅人も、この雪の滝に見入り、崇(あが)めてきたに違いない。
大滝の水は、有田川に合流。紀伊水道に注いで、無尽蔵の魚を活かす。ふたたび雲、雨、川となって、紀伊山地を潤す。雪の大滝は、その一幕である。
なお、高野山麓・橋本地方でも16日に山間部で積雪があり、ネット・テレビでは17日も降雪予報を伝えている。
写真はいずれも初冠雪の大滝の風景。

更新日:2020年12月17日 木曜日 00:00

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