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柿の渋抜き、楽しく体験♡名産地・橋本の清水小児童

柿の名産地、和歌山県橋本市清水の市立清水小学校の児童たちは10月2日、今年初の「柿の渋抜き体験」をした。
同市農林振興課農林振興係の名迫宏(なさこ・ひろし)主査ら2人が指導し、同校3年生の男女6人が参加した。
先ずマスク着装した児童らは、慎重に手洗いを励行し、距離をあけて着席。名迫主査がスクリーン映像を使って、甘柿や渋柿の種類、柿の生産量は和歌山県が日本1で、とくに橋本・伊都地方の多さを説明した。
この後、児童一人一人が、名迫主査らの手ほどきを受けながら「刀根早生柿の渋抜き」に挑戦。2つの柿のヘタ部分をアルコールに浸した後、そのヘタ部分をくっつけて袋の中に密封した。1週間後には渋味が抜けて、甘く味わえると教わった。
松永奈那美(まつなが・ななみ)さん(8歳)は、「柿のことがよくわかったし、柿をアルコールに浸すのも楽しかった」と笑顔を見せ、名迫主査は「柿は郷土の誇りでもあり、その柿のつくり方や、美味しさをぜひ知ってほしい」と話していた。
写真(上)は2つの柿をアルコールに浸したあとヘタ同士を合わせて袋に密封する男の子。写真(中)は新型コロナ対策で慎重に手洗いする児童たち。写真(下)は記念撮影で笑顔を見せる柿の渋抜き体験後の児童たち。


更新日:2020年10月3日 土曜日 00:00

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