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高野のマツタケ1キロ13万円で落札!橋本で初競り
マツタケの本場、和歌山県高野町高野山周辺の名産・高野のマツタケが、9月30日、橋本共栄青果市場=林秀行(はやし・ひでゆき)社長(橋本市東家)=に入荷して、同市場で競り市が行われた。
今年の入荷量は、高野山周辺の高野町富貴や奈良県野迫川村などの松茸計4・5キログラム(約100本)で、かなり例年より少なかった。
和歌山はじめ関西一円から約20人の小売業者が集まり、この日入荷したマツタケが、1箱ずつ競り市にかけられ、最高値は1キログラム13万円(昨年並み)で落札した。
落札した小売業者は「今年のマツタケは、香りも味もよいので、焼き松茸や、天ぷらにすると美味しい。京都や大阪などの料亭に出荷します」とにっこり。
林社長は「今のところ小ぶりですが、これからの気候次第で、いいマツタケがとれると思います」と期待した。
収穫本番は10月下旬頃なので、庶民の口に届くまで、しばらくは〝高値の花〟が続きそう。
写真(上)は最高値で落札した高野のマツタケ。写真(中)は高野のマツタケの競り市風景。写真(下)は初入荷して美味しい香りいっぱい放つ高野のマツタケ。
更新日:2020年10月1日 木曜日 00:00