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小菊に雨傘・日傘!?高野町富貴の畑〜観光客ら喜ぶ
四季の風景豊かな和歌山県高野町富貴の畑で、綺麗な小菊のそばにビニール傘が立てられ、珍しいその姿が、大阪などから訪れる観光客を喜ばせている。
ここは世界遺産・高野山に近い、清流・玉川(紀伊丹生川)の上流で、その花畑は富貴小(休校)・中学校の近くにある。
今、白や紫などの小菊が、それぞれ数10輪、群生開花。いずれも支柱に柄を結えて、透明のビニール傘をひろげている。
思わずその姿を見た家族連れらは、「お花畑でのこんな風景は初めて」「これは長雨の雨傘、それとも残暑の日傘!?」などと首をかしげながら、小菊へのやさしい気遣いに感激していた。
富貴小・中学校近くには、住民有志で運営する「やきもちカフェ」があり、今月下旬頃には、田舎暮らしを体験できるフォームステイ「ちいさなたね」がオープンする。
新型コロナ禍とはいえ、ここは山紫水明の豊かな山里。この秋も人々が礼節をもって訪れ、詩的な時間を過ごすことになりそう。
写真(上、下)は小菊をまもるビニール傘。写真(中)は彩りあふれる小菊。
更新日:2021年9月4日 土曜日 00:00