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夜桜並木♡電車も走る♪南海高野線初のライトアップ

南海電鉄=遠北光彦(あちきた・てるひこ)社長=は、和歌山県の学文路駅(橋本市)~九度山駅(同県九度山町)間の桜並木を初めてライトアップ。3月31日夜には満開の桜が夜空に浮かび上がり、大勢の見物客を喜ばせている。
ライトアップ区間は約330㍍で、同電鉄と地元住民が植えた桜60数本のうち、大きく育った29本の染井吉野(そめいよしの)。40基のLDE投光器に照らされると、桜並木も往来する電車も、まさに脚光を浴びて、夢見るような光景。
一方、学文路駅前の100年超の染井吉野の古木についても、地元有志でつくる「ふるさとさーくる学文路」がライトアップ。すぐそばの椿も綺麗な紅色を添えている。
この夜も大勢の見物客が沿線の歩道をそぞろ歩き。桜並木を電車がくぐると、すかさずカメラでばちりぱちり。同サークルの畑野富雄(はたの・とみお)初代会長は、「新型コロナには注意して、夜桜見物すれば、心癒されます」と話していた。
点灯時間は4月5日までの午後6時~同10時の予定。
写真(上)はライトアップされた南海高野線の桜並木と通り抜ける電車=3月31日午後7時前の学文路駅~九度山駅間で。写真(中)は学文路駅前の桜の古木。写真(下)は学文路駅~九度山駅間の夜桜並木と電車=日没直後の風景。


更新日:2020年4月1日 水曜日 00:00

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