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橋本って素敵♡発信報告~平木市長に信愛女子短大生
和歌山県橋本市の魅力をインスタグラム(Instagram)でアピールしている、「はしもとインスタ女子部」(和歌山信愛女子短大生)は3月24日、平木哲朗(ひらき・てつろう)市長に対し、今年度の活動内容を報告した。平木市長は「市外在住の若者目線による情報発信はありがたい。移住定住促進につながるので、ぜひ、続けてほしい」と謝辞を述べた。
同市は平成30年(2018)、「橋本の魅力を発見・PRしてほしい」と同短大(生活文化学科)に委嘱。現在、インスタ女子部の部員数は1、2年生13人。この日、伊藤宏(いとう・ひろし)教授と1、2年生4人が出席し、スクリーンに写真を映しながら活動報告した。
例えば、室町時代から伝わるという同市高野口町嵯峨谷の若宮八幡宮の「嵯峨谷の神踊り(さがたにのこおどり)奉納の素晴らしさや、橋本駅・高野口駅周辺の飲食店での味わいの良さ、橋本名物・はたごんぼ(畑牛蒡)掘りの楽しさなどを紹介した。
また、案内マップ「橋本駅周辺」「高野口駅まわり」「高野口広域」「学文路周辺」の4枚を作成。例えば、JR・南海橋本駅前のはしもと広域観光案内所で絵馬(500円)を買い、願い事を書いて、近くの妻の杜(つまのもり)に吊るして祈ることや、学問の神様と崇敬される菅原道真公を祀る学文路天満宮には、受験シーズンに大勢の合格祈願者が訪れていることなど、わかり易く写真やイラスト、短文で説明している。
2年生の中島彩(なかじま・あや)さん(20)は、「私は和歌山市在住で、橋本に来たのは初めてでしたが、嵯峨谷の神踊りなど、いろいろと感動しました。それに橋本は自然風景が素敵で、人柄も皆さんと話しやすくて、楽しかったです」と感想を述べた。
平木市長は「山の畑での〝はたごんぼ掘り〟について、市民は当たり前と思っていても、市外から来られた人々は、その体験とともに、山河の景色の美しさに驚かれます。橋本の魅力発見・発信活動は、皆さんの将来にも役立つと思いますので、どうぞよろしく」と、さらなる協力を求めていた。
新しい案内マップはJR・南海橋本駅や「はしもと広域観光案内所」、高野口駅、同駅下がりの「裁ち寄り処」などに置いて、観光客に活用してもらう。
写真(上)は案内マップを披露する「はしもとインスタ女子部」の信愛女子短大生たち。写真(中)は高野口駅まわりと橋本駅周辺の案内マップ。写真(下)は平木市長の話を聴く同短大生たち。