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橋本・新恋野橋、3月開通へ♪紀の川で工事着々と

和歌山県橋本市の紀の川の「新恋野橋」(仮称)=県道・山内~恋野線=の工事が順調に進み、予定通り令和2年(2020)3月に完成・開通することが確実になった。完成間近の巨大橋梁の姿は素晴らしく、とくに南北両岸地域の市民を喜ばせている。
「新恋野橋」は長さ約173・7メートル、車道幅上下計6・5メートル(拡幅計2メートル)、歩道幅2・5メートル(同0・5メートル)の大きさ。
和歌山県は旧・恋野橋の「車道幅が狭すぎる」などの理由で、平成28年(2016)9月から、すぐ上流側で「新恋野橋」の架橋工事に着手した。
同30年(2018)11月には、旧・恋野橋が突然変状して、危険な状態になったため安全撤去。今は上流に「仮橋」を設け、代替橋としている。
旧・恋野橋の交通量調査(約10年前)では、1日に車4658台(大型234台、小型4424台)、歩道は86人が往来。主に流域住民が、あやの台の大型店での買い物、スーパー銭湯、飲食店、JR隅田駅の利用など、日々の暮しに大切な生活橋だった。
工事中の「新恋野橋」は、すでに河川の橋脚2基、両岸の橋台2基に橋梁を渡して床版(しょうばん)を設置。あとは両サイドの安全柵、橋梁部分への水道管、電線・電話線の取り付け工事が行われる。
とくに橋本市民がよく利用する紀の川の橋梁は、上流の阪合部橋(さかいべばし=奈良県五條市相谷町)、そして新恋野橋、下流の橋本橋、橋本高野橋、岸上橋、九度山橋で、市民は新恋野橋の完成・開通にわくわく。
伊都振興局の山本和秀(やまもと・かずひで)局長は「とくに流域住民の皆様には、ご迷惑をおかけしていますが、お陰さまで工事は順調に進んでおり、予定通り今年3月中の完成・開通ができそうです」と話している。
写真(上)は高台から見た新恋野橋=山王権現社付近から。写真(中)は完成・開通が待たれる新恋野橋=紀の川北岸上流側から。写真(下)は頑丈な姿を現した新恋野橋=紀の川南岸下流側から。


更新日:2020年1月4日 土曜日 00:00

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