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橋本・恋野の「恋の♡チューリップまつり」大賑わい

橋本商工会議所は奈良時代のヒロイン・中将姫ゆかりの和歌山県橋本市恋野で4月6、7両日、「恋のまちはしもと!チューリップまつり」を開催。初日は心地いい空の下、大勢の家族連れや若いカップルらが訪れ、ハート型のチューリップをスマホ撮影し、春爛漫(らんまん)のひとときを過ごした。
橋本商工会議所は、地域活性化を目指し昨年11月、市内企業のボランティア約170人の協力で、恋野の畑(約1500平方メートル)に約2万個のチューリップ球根を大小2つのハート型に植えた。今は黄色とピンク色の花が咲き誇り、素敵な「恋の♡チューリップ畑」を演出してといる。
この日、畑のそばに10数店の出展ブースが並び、恋の米(こいのまい)やパン、たこ焼き、かき氷、清涼飲料などを販売、「恋みくじ」「恋占い」も行われて、あたり一帯は橋本・伊都地方や近隣府県から訪れた観光客で大賑わい。
若者たちはチューリップのアップや、自分たちの笑顔パフォーマンスなどを撮って爽快感でいっぱいで、和歌山市からマイカーで訪れた柳川亮介(やながわ・りょうすけ)さくらさん夫妻は「恋のチューリップ畑とともに、遠くの桜の山々の景色も美しく、最高の気分です」と話した。
橋本商工会議所の寺本伸行(てらもと・のぶゆき)会頭は「この企画は、皆さんが①球根を買う②植える③育てる④見る⑤感動する、というストーリーです。令和元年は球根4万個、同2年は6万個、同3年は8万個に増やし、同4年には10万個の栽培を目指しています」と意気込みを語り、近くのブースでは、チューリップの球根40個入り1袋1000円で販売し、飛ぶように売れていた。
また同日は「恋のチューリップライド」を併催。伊都振興局玄関前に、人気のインドアバイク&アウトドアインストラクター・平野由香里(ひらの・ゆかり)さんや、紀州九度山真田武将隊の梅下修平(うめした・しゅうへい)・西辻香(にしつじ・かおり)正副隊長らが甲冑姿で登場した。
平野さんがスポーツバイク部門やファミリー部門(ママチャリなど)の参加者約50人に対し、橋本・伊都地方の魅力や走行コースなどを説明。各自、自転車で恋のチューリップ畑を訪れた後、恋野の見どころや玉川峡、高野山、紀の川フルーツラインなどを周遊。春の山河の良さを心に刻んでいた。
「恋のまちはしもと!チューリップまつり」は4月7(日)=午前10時~午後4時=も開かれる。
写真(上)は観覧の人たちで大賑わいの「恋の♡チューリップ畑」。写真(中)は畑の西側に林立する楽しい店の数々。写真(下)は綺麗に咲いた「恋の♡チューリップ畑」を懸命にスマホ撮影する人々。


更新日:2019年4月7日 日曜日 00:00

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