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素敵♡紀の川展望♪橋本駅前~公園・国道整備完了

和歌山県橋本市古佐田のJR・南海「橋本駅」前近くの紀の川北岸を走る、国道24号・拡幅整備工事が完成し、駅周辺の交通がスムーズになった。紀の川は地元の日本女性初のオリンピック金メダリスト・前畑秀子さんと、潜水泳法の金メダリスト古川勝さんを育んだ舞台。その山河を展望できる「橋本1号公園」も北岸に完成しており、大阪など都市部の人たちの観光スポットになりそう。
前畑さん(1914~95)や、古川さん(1936~93)は、橋本駅近くで生まれ、紀の川で遊泳。前畑さんは1936年のベルリン五輪・女子200メートル平泳ぎで、古川さんは1956年のメルボルン五輪・男子同種目で、それぞれ優勝を飾っている。
今回、約1年がかりで完成した国道24号は、紀陽銀行橋本支店前~元・喫茶サン前の約360メートル間で、幅は歩道を含めて約13メートル。従来より4・5メートル拡幅・舗装した。
橋本駅前の商店街(県道=約120メートル)を西へ下り、国道24号の信号機付き・横断歩道を渡ると「橋本1号公園」(約530平方メートル)。その中央にテーブル兼ベンチ付きの東屋(あずまや)があり、そこから南海高野線・紀の川鉄橋を渡る列車や、南岸の桜咲く国城山、世界遺産・黒河道の登り口、浅瀬を踏み歩く白鷺の姿などが見える。
橋本駅へは大阪・難波駅から、電車でわずか50分程度という近場だけに、同公園は将来、都市部からの「観光客の憩いの場」として愛されそう。
市民の間からは「駅前に大きなホテルができたらいい」とか、「小さくてもここに昔の紀の川祭りの復活を…」などという声が出ている。
写真(上)は完成した橋本駅前の国道24号の拡幅・整備工事。写真(中)は橋本駅前の国道24号わきの「橋本1号公園」=紀の川が一望できる。写真(下)は紀の川鉄橋を渡る南海電車=「橋本1号公園」より。


更新日:2019年4月4日 木曜日 00:00

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