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衆院選後の憲法9条まつり(伊都橋本)28日開催
和歌山県紀北地方の有志でつくる憲法9条を守る伊都・橋本連絡会=下村克彦(しもむら・かつひこ)代表=は、10月28日(土)、同県九度山町入郷637の6の九度山文化スポーツセンターで、第9回「伊都・橋本9条まつり」を開く。今回も衆院選で与党が圧勝し、憲法改正の国会発議に必要な3分の2以上の議席を占める中、同連絡会は「大切な憲法9条を守り、ゆるぎない平和を…」と訴え、多くの参加を呼びかけている。参加無料。
プロラムでは当日午前11時~下村代表が主催者挨拶。同10分~やっちょん踊り(真田ちゃいるど)、同30分~和太鼓演奏(いより太鼓教室)、同50分~マジックショー=小林廣澄(こばやし・ひろずみ)さん、午後0時10分~レッツ・ダンス(橋本高校新体操バトン部)、午後0時30分から昼食・休憩。
同50分~由良登信(ゆら・たかのぶ)弁護士が「憲法に基づく政治を取り戻すために」と題して講演。同1時40分~九条コーラス(はしもと9条の会)、同2時~ボーカルトリオ(あやとこうじおさまろ)、同20分~吹奏楽(グリーン・ウインド・アンサンブル)、同40分~銭太鼓(新婦人の会)、同3時~閉会挨拶(富岡嬉子=とみおか・よしこ=さん)となっている。
会場には和教組伊都支部が日本国憲法・前文とともに、市内の丹生邦子(にゅう・くにこ)さん揮毫(きごう)の同前文も掲示、原爆写真展(新婦人)も併催する予定。ホットコーヒー、おにぎり、柿の葉寿司などの模擬店も出店。本や日用品バザーもある。
同連絡会事務局の植西祥司(うえにし・よしじ)さんは「敗戦国・被爆国の日本人の願いは、二度と悲惨な戦争を繰り返さない、戦争に巻き込まれないことです。憲法九条の心には、世界の誰もが感服し、敵対心など持ちません。大切に守らなければなりません」と訴えている。
問い合わせは憲法9条を守る伊都・橋本連絡会(電話=0736・32・0372)。
写真(上)は「伊都・橋本9条まつり」で「憲法九条五月晴れ」などを合唱する「はしもと九条の会」メンバーら。写真(中)は憲法9条まつりのイラスト=チラシより。写真(下)は見事なバチさばきを見せる「きのかわ支援学校和太鼓部」=いずれも昨年撮影の写真。