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「男性シンボル石」登場!橋本・玉川峡やどり温泉近く
和歌山県橋本市宿の市設民営・温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」近くの玉川峡に最近、立派な「男性シンボル石」が飾られ、通りがかりの観光客を驚かせている。玉川愛好会の上西進(うえにし・すすむ)会長は「あまりにも素晴らしい石を発見したので、少子化社会の中、子孫繁栄と人々の幸せを祈りながら建立しました」と話している。
この「男性シンボル石」は、高さ約50センチ、直径約20センチの大きさで、上西会長が今年、玉川(紀伊丹生川)に注ぐ狼頭谷川(ろうどだにかわ)で発見した。
かつて昭和28年7月28日の紀州大水害で、玉川の吊り橋が流された際、近くにあった弘法大師・空海像を祀る御堂を上に移し、さらに今回、やや高所に完成した新玉川橋のたもとに再移設。これを機会に上西会長は、「男性シンボル石」を御堂のそばに仮建立した。
「男性シンボル石」は、長い歳月の流水に洗われ、角張ったところがなくなり、すべすべと眩(まばゆ)いばかり。たまたま目にした観光客らは「これはお見事」と感銘を受けている。
全国の有名神社には、男根形・女陰形の石が祀られたり、その形状の御神輿(おみこし)が担がれたり、大切にされており、上西さんは「私たちが尊い命を授かったシンボルです。思わず手を合わせたくなります。今はここに飾っていますが、将来は、やどり温泉いやしの湯の近くに庭池をつくり、その真ん中に祀りたいと思います」と話していた。
写真(上、下)は見事な男性シンボル石。写真(中)は男性シンボル石を仮建立した上西会長。
更新日:2017年7月31日 月曜日 00:00