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赤ちゃん住民登録「おくるみ」贈呈♪1日から橋本市
和歌山県橋本市=平木哲朗(ひらき・てつろう)市長=は、4月1日から、出生届け時に同市へ住民登録した赤ちゃんに対し、「おめでとう」「ありがとう」の気持ちを込めて、地場産品で作った生誕記念品「おくるみ」をプレゼントする。
この「おくるみ」は縦横各70センチの大きさで、おもて面はガーゼ地、うら面はパイル地。全体が白の生地に、オレンジ色の橋本市のマスコットキャラクター「はしぼう」や、名産・紀州へら竿(国の伝統的工芸品)などの絵模様がちりばめられ、ふわふわとした感触もいい。
赤ちゃんの誕生に際し、橋本市市民課に出生届けと住民登録をすると、係員が「はしぼう」の絵入りビニール袋に「おくるみ」を入れて、届け出た家族に贈呈する。
市民課では、課員13人(女性11人)が「赤ちゃんとお母さんに喜ばれるには」と相談。「おくるみ」は風呂上がりの赤ちゃんをやさしくくるむ、外出先では時々くるんで抱っこしてやれる、おむつ替えの時には下敷きに使うと便利などとして決定。
高野口パイル織物で名高い紀州繊維工業協同組合=妙中清剛(たえなか・きよたか)理事長=に頼んで作ってもらった。
土井加奈子(どい・かなこ)市民課長は「このおくるみは、赤ちゃんにやさしく、生地はとても丈夫です。赤ちゃんには、ぜひ橋本で、元気に育ってほしいです」と話している。
写真(上、下)は土井課長が披露する「おくるみ」と「はしぼう」の絵入り袋。写真(中)は祝生誕記念の逸品「おくるみ」。
更新日:2017年3月28日 火曜日 00:00