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前畑秀子「朝ドラ実現」へ本腰♪橋本市誘致室新設へ

和歌山県橋本市の名誉市民で日本人女性初のオリンピック水泳金メダリスト・前畑秀子(まえはた・ひでこ)さんの人生ドラマを〝NHK朝ドラ〟で放送してもらおうと、橋本市は平成29年度一般会計当初予算案に「朝ドラ誘致」予算約1140万円を計上し、2月27日開会の定例市議会本会議に提案する。
前畑さんは大正3年(1914)橋本町(現・橋本市)出身。昭和7年(1932)にロサンゼルス五輪・女子200メートル平泳ぎで銀メダル。さらに厳しい鍛錬を重ねて、昭和11年(1936)のベルリンオリンピック同競技で金メダルを獲得。日本国民に感銘を与えた。
前畑さんは幼少の頃から、自宅近くの紀の川で水泳を覚え、その後、名古屋市の椙山(すぎやま)女学園で鍛錬。五輪・金メダル獲得の後、岐阜市の開業医と結婚、育児・病院手伝い、水泳指導を実践。平成7年(1995)に80歳の生涯を閉じた。
前畑秀子さんの朝ドラ誘致は、平成26年6月議会で、平木市長が市議からの質問に応じ、「前向きに取り組みたい」と答弁してスタート。平木市長がNHK東京放送局など関係先を訪れ、趣意書を提出している。
橋本市と朝ドラ誘致実行委員会は、現在、朝ドラ要望・署名活動を実施中で、すでに橋本市民と名古屋市民を合わせて約5万5000人、岐阜市は10万2823人(昨年末現在)の署名を集め、今後もイベント会場などで署名活動を展開するという。
今回、新年度予算案に盛られた「朝ドラ誘致」予算は、主に賃金・共済費、誘致活動補助金、顕彰基金積立金など計1143万7000円。具体的には、紀の川・橋本橋北詰のプレハブ平屋の建物内に「前畑秀子 朝ドラ誘致室」を新設し、そこにJR・南海橋本駅前の観光案内所2階にある同実行委員会事務局も移設。室長ら2人を配置して、ここを拠点に誘致活動に取り組むことにしている。
一方、東京オリンピックを控えた2019年のNHK大河ドラマは、すでに「オリンピック×宮藤官九郎(くどう・かんくろう)」に決定しており、その物語には、もちろん前畑さんも登場しそう。
工藤さんは「日本人が初めてオリンピックに出場した明治の終わりから、東京にオリンピックがやってきた1964年までの、およそ50年。戦争と政治と景気に振り回された人々の群像劇。歴史に〝動かされた〟人と町の変遷を一年かけてじっくり描く予定です」とメッセージを発している。
この状況下で、前畑さんの朝ドラ誘致が実現するかどうかは、きわめて微妙だが、平木哲朗(ひらき・てつろう)市長は「前畑さんの人生ドラマの舞台である橋本、岐阜、名古屋の3市内で、しっかり署名活動を行い、29年度中にNHK東京放送局に提出して、実現を目指したい」と話した。
写真(上)は紀の川にダイビングする前畑さん=手前。写真(中)は前畑秀子朝ドラ誘致室が新設される紀の川・橋本橋北詰の平屋建物。写真(下)は大好きな紀の川でジャコ釣りに興じる前畑さん。

更新日:2017年2月21日 火曜日 00:00

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