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巨大地震…命を救え!紀北初の大規模・災害警備訓練 

紀北地方の中央構造線断層帯で大地震が発生したとの想定で、和歌山県警察本部とかつらぎ警察署は2月15日、同県かつらぎ町丁ノ町のかつらぎ公園グラウンドで、紀北地区で初めての大掛かりな「災害警備訓練」を実施した。
訓練には県警警備部警備課や同部機動隊、かつらぎ、橋本、岩出の3警察署、大阪府警地域部航空隊、伊都消防組合消防本部などから約120人が参加。地元の小中学生約150人と地域住民約50人が見学した。
この日、和泉山脈南側(中央構造線断層帯)を震源とする震度7の巨大地震が発生し、多くの家屋が倒壊、火災が発生、車が崖下に転落し、人々が救助を求めているとの想定で訓練を実施。
倒壊家屋の屋根をチェーンソーで開けたり、崖下に転落した車のドアを特殊機具でこじ開けたりして、閉じ込められた人々を救出、タンカーで高台へ運んだ。
一方、道路をふさいだ倒木などは、切断除去して、救急車などが走れるようにし、火災現場へは消防車が駆け付けて放水、紀の川中洲に取り残された人は、大阪府警のヘリコプターが飛来して、隊員がロープで吊り上げ救出した。
この様子を終始見学した小中学生は、てきぱき働く警察官や消防隊員らの奮闘ぶりに感動した様子で、最後に紀の川・ヘリポートに着陸したヘリコプターに近づき、操縦席や羽根(回転翼)に見入っていた。
かつらぎ警察署の田村正寿(たむら・まさとし)署長は「全員、機敏な動きで、統率がとれていたし、小中学生も見学してくれたので、意義は大きいと思います。さらに訓練を重ね、万が一の大災害に備えたい」と話していた。
写真(上)は倒壊家屋の屋根をチェーンソーで開ける人命救助訓練=向こうから小中学生が見学。写真(中)は崖下に転落した車内の人をタンカーで高台に運ぶ訓練。写真(下)は紀の川・中洲に取り残された人をヘリコプターで吊り上げ救出=堤防上で見学する小中学生ら。

更新日:2017年2月16日 木曜日 00:00

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