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自転車走や散歩楽しく♪紀の川南岸ルート綺麗に整備

山河の美しい和歌山県橋本市の紀の川南岸沿い河川敷に「紀の川自転車道線(サイクリングロード)」が完成し、一部市民の散歩・サイクリングコースになっている。3月には同コースが「わかやまサイクリングフェスタ2017」(和歌山市~高野山~橋本~和歌山市)の折り返し地点になるので、多くの参加選手に自然豊かな橋本の良さを感じてもらえそう。
橋本市内を走る「紀の川自転車道線」とは、同市賢堂~同市南馬場の間の3・2キロで、このうち新しく完成しているのは賢堂側の920メートル(幅3~4メートル)。そこから延びる南馬場側は、既設の堤防上のサイクリングロード。凹凸なく綺麗に舗装され、両サイドに引かれたブルーラインも美しい。
この「紀ノ川自転車道線」からは、河川両側の山々や橋本のまち並み、流水でのカイツブリの遊泳や、白鷺(しらさぎ)の飛翔、アユ釣りや梁漁(やなりょう)など、四季折々のさまざまな景色が眺められる。
その出入口には赤い「進入禁止マーク」入りで、「自動車・バイク進入禁止」「自転車・歩行者専用道路」(和歌山県)と書いた看板ガードが設けられ、自転車や歩行者は安心して通れるようになっている。
「わかやまサイクリングフェスタ2017」(同実行委員会主催)は、3月26日(日)に開催。そのうち超難関となっている1コースは「天空の聖地~高野山センチュリーライド」(約160キロ)で、参加者300人が和歌山市から海南市まわりで高野山にのぼり、そこから紀伊丹生川の新しい「赤瀬橋」を渡り、紀の川フルーツラインを経て、賢堂から「紀の川自転車道線」に入り、下流域へ向かうことになっている。
今のところ、この素敵なサイクリングロードを知らない市民が多いが、ここを知っている一部市民は、朝夕、自転車や徒歩で快適時間を過ごしており、「わかやまサイクリングフェスタ」の際には、「ここを走る参加者を応援したい」と、その日を楽しみにしている。
写真(上)は橋本高野橋から下流を眺めた「紀の川自転車道線」。写真(中)は自転車・バイク進入禁止の看板。写真(下)は賢堂の出入り口付近から下流へ走る「紀の川自転車道線」。


更新日:2017年2月13日 月曜日 00:00

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