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「ゆきむらさま」「ぐんまちゃん」ご対面♪九度山散策

-NHK大河ドラマ「真田丸」で盛り上がる真田幸村(信繁)ゆかりの和歌山県九度山町で11月28日、九度山キャラクター「やきむらさま」と幸村の兄・信之ゆかりの群馬県沼田市から信之に扮して訪れた「ぐんまちゃん」が対面し、案内役を務めた和歌山県PRキャラクター「きしゅうくん」とともに、楽しいひとときを過ごした。
真田昌幸・幸村父子は、関ヶ原の戦いで西軍に属し敗退。高野山・蓮華定院、さらに紀州・九度山に閉居。昌幸はここで逝去し、幸村は大坂城入城まで14年間を九度山で過ごした。
一方、信之は当時、沼田城主であり、九度山で暮らす幸村ら真田一族のもとに、せっせと食糧や焼酎などを仕送りした歴史的ドラマがある。
群馬県は宣伝部長に任命した「ぐんまちゃん」を信之の甲冑姿に変身させ、昌幸・幸村ゆかりの地に派遣。この日、和歌山市の県庁で「きしゅうくん」と同県観光PRキャラクター「わかばん」に挨拶した後、「きしゅうくん」の案内で九度山町の真田ミュージアムに到着し、真田の赤備えの甲冑姿の「ゆきむらさま」と対面。
「ぐんまちゃん」は「ゆきむらさま」に、沼田市特産の蕎麦粉(そばこ)をプレゼントし、「ゆきむらさま」はお礼の土産品を手渡した後、真田一族の歴史を写真・文・映像で紹介する館内を案内。近くの父・昌幸の草庵跡に建つ高野山真言宗・善名称院(ぜんみょうしょういん=真田庵)では、境内の昌幸の墓所に参拝した。
和歌山市木ノ本の主婦・松本麻衣(まつもと・まい)さん(32)は、長男・暖大(ひなた)ちゃん(生後1年3か月)を連れ、幸村が大好きな母・石谷知子(いしたに・ともこ)さんと3人で〝幸村の里〟めぐり中、たまたま善名称院の門前で出会った「ぐんまちゃん」が、暖大ちゃんと仲よく握手。麻衣さんは「暖大と母と私のいい思い出に…」と大喜び。知子さんは動画撮影に夢中になっていた。
この後、「ぐんまちゃん」は道の駅「柿の郷くどやま」や、昌幸・幸村父子が最初に閉居された高野山・蓮華定院(れんげ・じょういん)を訪問。29日(火)の午前8時30分~同11時30分は、高野山真言宗総本山・金剛峯寺、根本大塔、奥の院などを巡り、午後1時頃、NHK和歌山放送局を訪問することになっている。
群馬県ぐんまイメージアップ推進室情報発信係の大山要二(おおやま・ようじ)主任は「ぐんまちゃんは、真田家ゆかりの大阪、宮城、長野、和歌山の各府県の訪問の旅をしています。ぐんまちゃんは、きいちゃん、ゆきむらさまに出会い、お世話になって、喜んでいます」とアピールしていた。
写真(上)は「ぐんまちゃん」から蕎麦粉をプレゼントされたお礼の品を手渡す「ゆきむらさま」=九度山真田ミュージアムで。写真(中)は真田昌幸の墓所のある善名称院=真田庵=で記念撮影=左から「きいちゃん」「ぐんまちゃん」「ゆきむらさま」。写真(下)は乳母車の赤ちゃんに握手する「ぐんまちゃん」。


更新日:2016年11月29日 火曜日 00:00

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