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恋野の紫陽花色づく♪19日ウインズ平阪さんライブ

奈良時代のヒロイン〝中将姫伝説〟で知られる、和歌山県橋本市恋野の「恋し野 あじさい園」で、今、沢山の紫陽花(あじさい)が色づき6月19日(日)には第9回「あじさいまつり」が開かれ、同市出身在住で人気のシンガーソングライター・ウインズ平阪さんの「プチLIVE」などがある。橋本市観光協会の畑野富雄(はたの・とみお)会長は「ぜひ、梅雨(つゆ)の花・紫陽花を愛(め)で、素敵な歌を聴いてください」と呼びかけている。雨天決行。入場無料。
中将姫旧跡保存委員会が主催、恋野地区公民館、橋本市観光協会が後援する。
恋野地区は中将姫が隠れ住んだと伝えられる紀ノ川南岸の丘陵地。地元の人たちが約20年前から、本田池(ほんでんいけ)周辺で紫陽花約50種5000本を植栽。今、あじさい園の下草は綺麗に刈り取られ、紫陽花の大半がブルーの手毬(てまり)のように開花。ふと花影から中将姫があらわれそうな雰囲気。
「あじさいまつり」は午前9時から開催。紀州紀ノ川太鼓が、オープニングと正午からの2回、和太鼓を演奏。午後1時~同2時には、ウインズ平阪さんの「トーク&プチLIVE」が繰り広げられる。
会場周辺では、名産・恋野米や柿の葉ずし、餅、野菜、ソフトクリームなどが販売される。「あじさいまつり」には毎年、橋本・伊都地方だけでなく、大阪、奈良両府県からも大勢の観光客がマイカーなどで訪れ、夏帽子や日傘姿で、紫陽花の世界を楽しんでいる。
問い合わせは恋野地区公民館(月曜休館)(電話0736・33・2458)。
一方、恒例の「恋し野寄席」=親父の料理教室主催=は、7月3日(日)午後1時半に開場、同2時に開演。テレビでおなじみの桂雀々さんや桂優々さん、すずめ家すずめさんが話芸を披露する。この地方寄席を企画した同市隅田町の割烹「勝一(かついち)」の中西修(なかにし・おさむ)さんは、「6月は紫陽花で心洗われ、7月は落語で笑顔に…」とPRしている。
入場料(運営協力金)は前売券2000円、当日券2500円。チケット販売は恋野地区公民館や、世話人・前田さん(電話090・1678・4734)、割烹「勝一」(電話0736・32・8717)。
写真(上、下)は今年も綺麗に色づいてきた「恋し野 あじさい園」の本田池周辺の紫陽花。写真(中)は「あじさいまつり」で歌うウインズ平阪さん=昨年6月。


更新日:2016年6月9日 木曜日 00:00

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