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いざ!〝橋本・発展元年〟~賀詞交歓会に180人

和歌山県橋本市の橋本商工会議所主催の平成27年「賀詞交歓会」が1月6日、同市市脇の橋本商工会館8階大ホールで、政界、経済界、行政、教育、社会福祉など、各界から約180人が参加して盛大に開かれた。
先ず、畑野富雄(はたの・とみお)・商工会議所会頭は、平野耕造(ひらの・こうぞう)、堀畑佳久(ほりはた・よしひさ)、井上努(いのうえ・つとむ)各副会頭、鈴江利夫(すずえ・としお)・同商工会議所専務とともに登壇。
畑野会頭は「きょうは年始から、こんなに大勢のご参加をいただき、これは橋本の飛躍と、希望に満ちた年になること間違いありません」と主催者挨拶。
続いて、来賓挨拶に立った仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)・和歌山県知事は、今年「高野山開創1200年記念大法会」「紀の国わかやま国体」が開かれるが、橋本市は高野山を支えるスケールのあるまちであり、京奈和自動車道などの道路網が整備されると「ビジネスチャンスが生まれる」と説明。また、アベノミクスの円安・デフレ退治で、今は株高など大企業が好況だが、「春闘を通じて地方に景気の良さが回ってくる」と強調。「県内では、人や商売に投資する、大きな飛躍の年としたい」と語った。
また、平木哲朗(ひらき・てつろう)・橋本市長は「今は地域活性化の準備時期」と前置きして、観光振興戦略会議の立ち上げや、黒河道の世界遺産登録の推進、地元の特産品のブランド化、企業誘致の現況などを説明。「かつらぎ町でオープンする道の駅では、ぜひ橋本の特産品を販売してほしいし、企業誘致は県・市・民間が協力して推進。力いっぱい雇用、子育て支援に取り組み、人口減に歯止めをかけたい」と力説した。
この後、石橋英和(いしばし・ひでかず)・橋本市議会議長の発声で乾杯。立食形式の交歓会が行われ、地元選出の県議、近隣の町長、社会福祉協議会長らが懇親。それぞれ名刺交換したり、ビールをついだり、真新しい気分に包まれた。
なお、開会に先立ち、同商工会議所青年部の役員6人が登壇。竹部洋一朗(たけべ・よういちろう)副会長が昨年秋、青年部として、シンガーソングライター・浦部陽介(うらべ・ようすけ)さんと、岡本愛美(おかもと・えみ)さん作詞・作曲のCD「YUMENOKIはしもと」を制作し、1枚500円で販売していることを紹介。「売上金は橋本の子どもたちのために使いたい」と協力を訴えた。
交歓会の途中では、紀の国わかやま国体のテーマソング「明日へと」を作詞・作曲したシンガーソングライター・ウインズ平阪さんが、マスコットキャラクター「きいちゃん」とともに登場。会場に「明日へと」を流し、国体の盛り上げをアピールした。
中締めの挨拶には、平野・副会頭が立ち、交歓会は和やかなうちに閉会。畑野会頭は「今年の高野山開創1200年やわかやま国体、来年のNHK大河ドラマ・真田丸放映など、橋本市にとって、この1、2年が最も重要な年になります。これほど大勢参加いただいたので〝橋本・発展元年〟間違いなし」と語った。
写真(上)は乾杯する仁坂・和歌山県知事=右手前から2人目=と平木・橋下市長=同手前=、畑野・橋本商工会議所会頭=左手前=ら。写真(上)はCD「YUMENOKIはしもと」の制作・販売を説明する竹部・橋本商工会議所青年部副会長。写真(下)は「きいちゃん」と一緒に近づく国体を盛り上げるウインズ平阪さん。


更新日:2015年1月7日 水曜日 00:00

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