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鈴木源二「海外スケッチ展」♪九度山・おやつの時間

和歌山県橋本市文化協会長で新世紀美術協会委員の鈴木源二さん(72)の「海外スケッチ展」が、同県九度山町九度山の「おやつの時間 cafe style」=中川美友己(なかがわ・みゆき)さん経営=で開かれている。戦国武将・真田幸村(信繁)ゆかりの九度山町は、多くの観光客で賑わっており、中川さんは「ぜひ当店の和室で休息し、海外スケッチ展を楽しんでください」と言っている。6月27日まで。観覧無料。
鈴木さんは2008~2015年、スペインやモロッコ、イタリアなど海外7か国をスケッチ旅行。今回はその時に描いた0号~10号作品計27点を選び、同店1、2階に展示した。
そこに行かなければ感じられない国々の風景やフラメンコ、人混みなどを繊細にスケッチ。最近の画家は写真撮影して帰国後、絵画にするケースが多い中、鈴木さんはすべて現場で風景に向き合ってスケッチ、水彩を乗せて完成させてきた。「描きたい光景は刻々と変化します。その場から離れてはだめで、その時、その場で、その光景をしっかり描いてきました」と話した。
一方、新世紀展審査員でもある鈴木さんは5月31日(火)~6月5日(日)、大阪市立美術館で開かれる第61回2016「新世紀展」にも、奈良・興福寺の仏頭(ぶっとう)を描いた「虚無(きょむ)」(100号)を出展。
6月24日(金)~同26日(日)に橋本市教育文化会館で開かれる第10回「楽描会(らくがき)会展」でも、仏様の顔のクローズアップ作品「いのり」(150号)を掲げる予定。「私の作品だけでなく、多くの方々の個性あふれる作品をご覧ください」と言っている。
同店(九度山町九度山555の19)の営業時間は午前11時~午後4時。水曜が定休日。場所は南海高野線・九度山駅前の五差路から北の商店街を少し歩き、1つ目交差点を超えてすぐ右側。駐車場あり。
問い合わせは「おやつの時間 cafe style」中川さん(090・8446・8208)へ。
写真(上)は「おやつの時間 cafe style」2階の障子前に展示されたスケッチ作品を説明する鈴木さん。写真(中)は鈴木さんの海外スケッチ作品。写真(下)は「おやつの時間 cafe style」2階で友人と歓談する鈴木さん=右。


更新日:2016年5月31日 火曜日 00:00

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