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鮮魚・精肉もOK♪やっちょん広場・改装オープン
和歌山県橋本市岸上522の1にあるJA紀北かわかみ直営のファーマーズマーケット「やっちょん広場」は、売り場面積を拡張するとともに、これまでの野菜・果物販売に魚類・肉類を加え、4月28日、リニューアルオープンした。JA紀北かわかみの下林茂文(しもばやし・しげふみ)組合長は「地産地消を大切にしながら、選りすぐりの魚類・肉類も置いて、ワンストップショッピングができるようにしました」とアピールしている。
同店は平成15年(2003)10月に開店。橋本・伊都地方の同組合員が生産した野菜・果物を集荷・販売。地元はもちろん大阪・奈良両府県からのショッピング客で賑わった。
ところが、魚類・肉類がないため、顧客は同店で新鮮野菜・果物を買った後、他店で魚類・肉類を求めなければならなかった。そこでJA紀北かわかみは、これまでの売場面積745平方メートルから940平方メートルに増改築。国民的信用の厚い株式会社魚喜(うおき)=本社・神奈川県藤沢市=と、伊藤ハム関連会社・フードソリューション株式会社=本社・東京都目黒区=を通じて、魚類&肉類を販売することにした。
この日、「やっちょん広場」前で、郷土出身のタレント・瀬岡容子(せおか・ようこ)さんの司会、JA紀北かわかみのキャラクター「かきたん」も出席して、オープニングセレモニーを開催。
下林組合長は「流通環境の変化に即応して、日本の安心安全な野菜・果物に、鮮魚・精肉類を加え、お客様の利便性を図りました」という趣旨の主催者挨拶。
平木哲朗(ひらき・てつろう)市長は「やっちょん広場は〝いいものが沢山ある〟と情報発信基地になっていて、雇用、農業振興に大切。地域の皆さまとともに発展を祈念します」と来賓挨拶。下林組合長、平木市長、丸山哲也(まるやま・てつや)岸上区長らがテープカットでリニューアルオープンを祝った。
また、郷土出身のシンガーソングライター・浦部陽介(うらべ・ようすけ)さんが「やっちょん広場」のテーマソングを作詞・作曲し、舞台でギターを弾きながら発表。店内でも流され、「買い物が楽しくなる」と喝采を浴びていた。
リニューアルオープンした店内は、天井の大漁旗なども華々しく、さすがに魚類・肉類売場が大賑わい。また、JA紀北かわかみは、地元産の柿酢を使ったポン酢とドレッシングの新商品を発売。いずれも1本180ミリリットル入り・500円(税込)だが、同日から5月1日(日)まで、期間限定で350円の特別販売。人気商品となっている。
写真(上)はテープカットでリニューアルオープンを祝う平木市長ら。写真(中)は活気でいっぱいの「やっちょん広場」魚類売場。写真(下)は「やっちょん広場」テーマソングを披露する浦部陽介さん。