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〝幸村の里〟に鯉幟100匹♪人形めぐり・盛り上がる
NHK大河ドラマ「真田丸」で盛り上がる戦国武将・真田幸村(信繁)ゆかりの和歌山県九度山町の紀伊丹生川で、約100匹の鯉幟(こいのぼり)が、カラフルに春風にひるがえり、開催中の第8回「町家(まちや)の人形めぐり」に訪れた観光客を楽しませている。
この鯉幟は九度山町商工会青年部などでつくる「九度山 I LOVE 運動推進会」の会員らが、各家庭で不要になった鯉幟を収集。その鯉幟を等間隔で吊るしたロープ2本を、紀の川に注ぐ紀伊丹生川(幅約100メートル)の空に渡した、いわゆる「鯉幟の川渡し」。
同町は幸村が14年間にわたって閉居、大坂の陣に出陣したところ。すでに「九度山 真田ミュージアム」がオープンし、「真田のみち」(南海高野線・九度山駅~紀ノ川・九度山橋間約1キロ)周辺では、「人形めぐり」(~5月8日)を開催中。
鯉幟は春風をはらんで、元気いっぱい泳いでおり、〝真田のみち〟周辺の商店・民家50数軒に飾られた「町家の人形めぐり」を観覧した観光客は、「鯉幟の橋渡し」も楽しんでいる。
5月7(土)、8(日)両日は「真田祭」があり、7日は〝真田の市〟やステージイベント、8日は名物・武者行列が繰り広げられる。今年はとくに大河ドラマ「真田丸」放映で、大勢の観光客で賑わいそう。
写真は、5月8日まで紀伊丹生川の空を泳ぐ約100匹の鯉幟。
更新日:2016年4月6日 水曜日 00:13