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ぬぬっ!幸村の太刀のツバ飾り~ストラップなど発売

NHK大河ドラマ「真田丸」が人気を呼ぶ中、和歌山県橋本市河瀬の大弥(だいや)工芸=奥村浩章(おくむら・ひろあき)社長=は2月11日、戦国武将・真田幸村の一文字太刀(いちもんじたち)のツバ(鍔)飾り付きストラップなど〝幸村みやげ〟を製作、JR・南海橋本駅前の「はしもと広域観光案内所」などで発売した。
幸村は関ヶ原の戦いで敗退後、高野山・蓮華定院(れんげじょういん)や、さらに山麓の九度山で閉居し、14年後に大坂の陣に出陣。兄・信之の家臣宛て書状(蓮華定院所蔵)や、奉納・一文字太刀(九度山の丹生官省符=にうかんじょうぶ=神社所蔵)がある。
奥村社長は、今回の〝幸村みやげ〟の象徴的な飾りには、書状よりも刀、刀の中でもツバ飾りがふさわしいと判断。同社独自の薄板作りの特許技術を駆使して、〝幸村みやげ〟を創り上げた。
ストラップのツバ飾りは36ミリ角、厚さ4ミリの高野檜(こうやひのき)製。金色の文字で「真田丸」と、幸村が奉納したと伝えられる「丹生官省符神社」の名を入れ、真田家の家紋「六文銭」をあしらった。
キーホルダーのツバ飾りは縦65ミリ、横42ミリ、厚さ4ミリの高野檜製。表は大河ドラマ「真田丸」と六文銭、裏は真田家・家紋の結び雁金(むすびかりがね)と六文銭を表わした。
いずれも綺麗な真田紐(さなだひも)を取り付けている。
このほか、同じツバ飾りと短冊を吊るした風鈴(南部鉄)や、ツバ形コースター、幸村のイラスト入り栞(しおり=薄板製)も作った。
奥村社長は「丹精込めた日本の将星・幸村の木工みやげ品です。とくに幸村ファンには、大河ドラマと共に楽しみ、喜んで頂けるものと思います」と、笑顔を見せていた。
これらの〝幸村みやげ〟は、「はしもと広域観光案内所」のほか、丹生官省符神社、道の駅「柿の郷くどやま」敷地内の「おみやげ館」、JR和歌山線・高野口駅下がりの「裁ち寄り処」で販売。今後、真田家ゆかりの長野県上田市はじめ、東京や大阪でも販売する予定。
上記の料金はストラップ、キーホルター=いずれも1個750円、栞=540円、コースター=860円、風鈴=1620円(すべて税込)。問い合わせは大弥工芸(電話=0736・34・2340)。
写真(上、下)は発売された〝幸村みやげ〟商品。写真(中)は考案・製造・発売した奥村社長=「はしもと広域観光案内所」で。


更新日:2016年2月12日 金曜日 00:00

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