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飲酒運転やめて!家族のために…橋本中生ら注意喚起

和歌山県橋本市立橋本中学校の生徒会役員と美術部員は「わかやま冬の交通安全運動」期間中の12月9日、橋本警察署前で、国道371号を往来する車のドライバーに「飲酒運転禁止」の啓発ポスターを示し、交通安全・反射材を配って注意を喚起した。
この日、生徒会役員6人と美術部員4人、阪口繁昭(さかぐち・しげあき)さんらボランティア10人が橋本署に集合。大谷浩(おおたに・ひろし)同署交通課長が「車に気を付けて活動してください」と協力を頼み、生徒たちは県警シンボルマスコット「きしゅう君」とともに同署前の歩道に整列した。
美術部員は部員協力で製作した「飲酒運転やめて!家族のために」などと赤文字で書き、男性2人の飲酒姿と、夜間走行中の車などを描いた啓発ポスター(幅1・1メートル、高さ38センチ)2枚を手で掲げ、ボランティアは「飲酒」「運転」「ダメ」と書いた円板(直径30センチ)3枚や御用提灯(ごようちょうちん)を示してアピールした。
橋本署員が横断歩道の手前で車を止めると、生徒会役員らは「交通安全」と書いたタスキ掛け姿で、橋本市役所提供の反射剤タスキ、ベルト、シールを車の窓越しにドライバーに手渡し、「よろしくお願いします」と注意を呼び掛けた。
2年生で美術部長の山口瑞奈(やまぐち・みずな)さんは「飲酒運転は、事故を起こしやすいし、大事故につながります。絶対にやめてほしいです」と話し、大谷・交通課長は「年末年始は、どうしても飲酒の機会が多くなります。大変な事態にならないよう、くれぐれも交通ルールを遵守してください」と訴えていた。
写真(上)はドライバーに反射剤を手渡して安全運転を訴える橋本中学校生徒会役員。写真(中)は橋本署前で「飲酒運転しないで!」と呼びかける橋本中学校の生徒会役員、美術部員ら。写真(下)は「飲酒運転ダメ」と訴えた橋本中学生、橋本署員、ボランティアら。


更新日:2015年12月10日 木曜日 00:00

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