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ハローウィン「魔女」に変身!橋本駅のまことちゃん

欧米の収穫感謝祭・ハローウィン(10月31日)をひかえて、和歌山県橋本市のJR・南海橋本駅前に立つギャグ漫画主人公「まことちゃん」の石像が、今、ハローウィン「魔女」に変身して、乗降客を驚かせている。橋本市観光協会の畑野富雄(はたの・とみお)会長は「まことちゃんの見事な〝変身パフォーマンス〟です。ぜひ、ご覧ください」と言っている。
本来の「まことちゃん」は、白襟(しろえり)に水色の制服、肩に黄色いカバンをかけ、右手で「ハイ、ピース」と、大きく口を開けた可愛いこども姿。今は、そのまことちゃんが、頭に黒の三角帽、お化けカボチャを染め抜いた真っ赤な服に紫色のマント、右手には空を飛ぶための箒(ほうき)を持った「魔女」となり、可愛いい中にも不気味さを漂わせている。
まちの活性化を目指す団体「駅前一番計画」代表で梶川印刷社長の梶川重遠(かじかわ・しげとお)さんの話によると、まことちゃんは平成14年(2002)、「まちの魅力の一つに」と発案し、漫画家の楳図(うめず)かずおさんに懇願、快諾を得て設置した。昨年末には、剥落した彩色を美しく化粧直しした。
まことちゃんの「変身パフォーマンス」が始まったのは、今春の弘法大師・空海の「高野山開創1200年記念大法会」から。上手な縫製技術を持つ地元女性3人が、橋本商工会議所や「駅前一番計画」から依頼を受けて、デザインを創意工夫。まことちゃんの体形に合った衣装を仕立て、着付けを担当している。
3月には網代笠(あじろがさ)に法衣、錫杖(しゃくじょう)の修行僧姿の、高野山マスコットキャラクター「こうやくん」に変身。次に橋本市が紀の国わかやま国体・サッカー競技場に選ばれていることから、まことちゃんは「サッカー選手」の元気なユニホーム姿を演出。さらに初夏には網でトンボを追いかける「夏休みの子ども」の可愛い姿、10月には、ちょっぴり怖いハローウィン「魔女」に変身してもらった。
橋本を訪れる観光客らは、駅頭で先ず「うわーっ」と驚き、次に子どもや友達を横に立たせて、スマホなどで記念撮影した後、「かわいいね」と、にこにこ顔で眺めている。
一方、駅前の「はしもと広域観光案内所」でも、カボチャならぬ「柿」に黒いシールを貼って目鼻口を表わした「柿のお化け」3個をカウンターに飾り、柿の本場・橋本の魅力をアピールしている。
「駅前一番計画」の一員で、橋本商工会議所・中小企業相談所次長の豊澤康範(とよざわ・やすのり)さんは、「まことちゃんは人気者で、皆さん、ブログなどで広く紹介、橋本の土産話にも。喜んでいただくことが、何よりうれしいです」と話した。
▼<ハローウィン>もともとの起源は古代ケルト人の収穫感謝祭。古代ケルトの1年は11月1日が元旦で、大晦日の10月31日には、日本のお盆のように死者の霊が里帰り。同時に魔女・悪霊がさまようとされ、篝火(かがりび)をたいて近づかないようにした。欧米ではカボチャをくり抜いてロウソクの火をともしたり、魔女などに仮装して遊んだり。日本でも新たな〝お祭り〟として波及しつつある。
写真(上、中)はハローウィン「魔女」に変身したJR・南海橋本駅前のまことちゃん。写真(下)は、はしもと広域観光案内所に飾られたハローウィン「柿のお化け」。

更新日:2015年10月14日 水曜日 00:00

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