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橋本駅前にベンチや看板~浦部さん駅前ライブも

和歌山県橋本市=平木哲朗(ひらき・てつろう)市長=は、JR・南海橋本駅前で「おもてなしの心」を大切にし、賑わいを取り戻そうと、駅前の床面を改装、ベンチ2脚を設置、4月25日(土)には、ここを舞台に郷土出身のシンガーソングライター・浦部陽介(うらべ・ようすけ)さんが〝駅前ライブ〟を開く。これは市長要請を受けて、女子職員有志の「はしもと女子部」が企画・提案・実現したもので、橋本市観光協会の畑野富雄(はたの・とみお)会長は「できれば定期的にさまざまなイベントを開きたい」と言っている。
今回、駅前広場(7・2メートル×8・7メートル)部分のインターロッキングブロックを改装。時計台そばの照明を「太陽」、青色タイルを「紀の川」、茶色タイルを「豊かな土壌」に見立てて、郷土色を表現した。
ベンチは3人掛け4脚を購入。うち春夏バージョン2脚は「四つ葉のクローバー」、秋冬バージョン2脚は「紅葉と雪の結晶」をモチーフにデザイン。今回は春夏バージョン2脚を設置。床面には「Hashimoto Joshi」という文字とハート&フラワーを描いた銘板を組み込んだ。
一方、JA駅前ビルの北側壁面には、橋本市から依頼を受けた県立橋本高校・美術部が制作した「ようこそ橋本へ!!」と書いた〝おもてなし看板〟(縦2メートル、横3メートル)4枚を掲示。左から「柿とヘラブナ釣り」「太陽と紀の川と山」「高野口パイル織物」「ブドウと紫陽花」が描かれている。
「はしもと女子部」(12人)は、昨年7月から「おもてなし計画」の策定に入り、デザイン構想や塗装工事などに積極的に関わってきた。
また、平木市長から「駅前ライブで活性化に協力を」と依頼された浦部さんは「橋本のためなら」と快諾。先ず4月25日午前10時から「駅前ライブ」を開催(雨天中止)する。かつて大阪・ミナミで路上ライブも経験してきた浦部さんは、「できれば毎週土曜か、日曜日に駅前ライブを開き、駅前での楽しさを盛り上げたい」と話した。
市民の間では「週末には橋本名物〝軽トラ市〟を開いては」などという案も浮上するとともに、畑野会長は「郷土の土産品を並べて再オープンした橋本駅前広域観光案内所も生かしたい」と述べ、平木市長は「イベント内容については、市民の皆さんにも参画していただき、皆さんに喜んでもらえるように取り組みたい」と言っている。
写真(上)はJR・南海橋本駅前に設置されたベンチ2脚と郷土色を表したインターロッキングブロック。写真(中)は床に組み込む銘板を披露する「はしも女子部」メンバー。写真(下)はJA駅前ビルに掲示された橋本高校・美術部制作の「おもてなし看板」。


更新日:2015年4月15日 水曜日 00:00

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