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「カブトムシ見てね」~極楽橋駅に昆虫箱「天空」

世界遺産・高野山の高野山駅とケーブルで結ぶ和歌山県高野町の南海高野線・極楽橋駅に、カブトムシなどの入った観光列車「天空」型の昆虫箱を展示し、鉄道マニアや子供たちを楽しませている。
この昆虫箱は、長さ約1メートル、高さ幅約50センチの木製で、屋根や窓部分は、内部が見えるように、ネットが張られている。
車内には昆虫が大好きなクヌギの木を立て、車両の真ん中を板1枚で仕切って、一方にカブトムシ(オス)1匹、もう一方にクワガタムシ(メス)2匹を入れ、昆虫ゼリーを与えて飼育している。
同駅の話では、地元の森林組合の協力で、昆虫箱「天空」を作ってもらい、駅員らが山で捕獲してきたカブトムシとクワガタムシを入れて、乗降客に見てもらえるようにした。8月末まで展示する予定。
原田保(はらだ・たもつ)駅長は「当駅には7月1日から〝風鈴トンネル〟を設けたので、この昆虫箱「天空」とともに、夏を楽しんでほしい。カブトムシやクワガタムシが、うまく繁殖してくれれば、昆虫好きの子供たちにあげたいと思っています」と話していた。
写真(上)は観光列車「天空」型の昆虫箱と原田駅長。写真(中)は昆虫箱で飼育されているカブトムシ。写真(下)は昆虫箱「天空」。


更新日:2015年7月4日 土曜日 00:00

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