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空海の生涯「紙芝居」で紹介~妙楽寺で高野山高校生

世界遺産・高野山(和歌山県高野町)にある高野山高校・宗教行道(ぎょうどう)部の3年生部員6人は、山麓の妙楽寺(橋本市東家)で、高野山と弘法大師・空海を題材にした「紙芝居&コントクイズ」を披露し、地元の善男善女を喜ばせた。同宗教行道部は、高野山開創1200年記念大法会を中心に、山内や全国で活動していて、この日も参加した善男善女から「元気をいただいた」と喝采を浴びていた。
先ず、高野山真言宗・総本山金剛峯寺の中西啓寶(なかにし・けいほう)座主・管長の随行を務める、妙楽寺の岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職が、約30人の善男善女とともに般若心経を読経。出演者が自己紹介した。
この後、金剛峯寺が制作した「お大師さま 弘法大師一代記」と題する紙芝居(31枚)を、宗教行道部の忠海晃大(ただうみ・あきひろ)さん、横井郷(よこい・ごう)さん、橋下亜香(はしもと・あこ)さんが上演。大師の出生、修行、高野山開創、入定(にゅうじょう)までの生涯を描いたストーリーを披露した。
また「コントクイズショー」は、部長の西山敦記(にしやま・あつき)さん、立葉弘倫(たてば・ひろみち)さん、町井沙妃(まちい・さき)さんが担当。①大師さまのお母さんのお名前は?②マンダランダラ(曼荼羅)にシキミを投げた、さて落ちたところは?③お大師さまが作られたという宗教歌は?…という質問を、軽快なユーモアをまじえながら投げかけ、善男善女が挙手で①玉依御前②大日如来③いろは歌…と答えていた。
最後に岩西住職が「この素晴らしい〝紙芝居・コントクイズ上演〟を快諾してくれて、皆さんとともに楽しい時間を過ごすことができました」と謝辞を述べ、同部顧問の上田希真(うえだ・きしん)教諭は「こちらこそお呼びくださり、ありがとうございます。お陰で部員たちも、皆様から元気をもらい、いい勉強になりました」と話し、全員で般若心経を唱えて締めくくった。
この日参加した善男善女には、同校の生徒たちが制作した団扇(うちわ=高野山・根本大塔とアジサイの絵入り)とお菓子が贈られた。
上田教諭の話によると、宗教行道部の部員たちは、昨年2月から紙芝居の練習に取り組み、全国の拠点寺院を巡る「結縁行脚(けちえんあんぎゃ)」に参加。1年間に15都道府県で計30回、大法会期間中(4月2日~5月21日)、高野山・壇上伽藍(だんじょうがらん)で計52回、紙芝居を上演。「多くの方々に、お大師様の生き方を知ってもらえたし、生徒たちの努力も知ってもらえました。これからも頑張りたい」と語った。
なお、妙楽寺では7月24日(金)午後7時から、きゅうり(胡瓜)に病気を封じ込め、暑い夏を無事に過ごす祈祷(きとう)「きゅうり加持(かじ)」が行われる。希望者はきゅうりを各自持参。祈祷料は1本300円。
問い合わせは妙楽寺・岩西住職(0736・32・1810)。
写真(上)は紙芝居を上演する高野山高校・宗教行道部員たち。写真(中)は同行道部員の「コントクイズ」に挙手で応える善男善女たち。写真(下)は妙楽寺で挨拶する高野山高校・宗教行道部員たち=いずれも写真家・中本義則(なかもと・よしのり)さん撮影。

更新日:2015年6月23日 火曜日 00:22

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