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高野山でカフェ「光海珈琲」♪得度女性が開店人気

弘法大師・空海の高野山開創1200年記念大法会を控えて、和歌山県高野町高野山の古民家でオープンしたカフェ「光海(こうみ)珈琲」=神吉孝子(かんき・たかこ)さん(41)経営=が「心癒される」と、高野参拝・観光客に喜ばれている。神吉さんは高野山真言宗・寺院で得度し「光海(こうかい)」の法名を持ち、大阪・北新地でもラウンジを経営する女性。「大法会では大師の偉大さを知ってほしい」と、多くの高野参詣を希望している。
同店は、古民家の1階を改装した25席のこじんまりしたスペース。場所は奥の院・一の橋から金剛峯寺方面へ約50メートルの国道わき。コーヒーカップの内側には弘法大師・空海のことば「心を洗って香とし 体を恭(つつし)んで花とす」=清らかな香のように心を洗い清め、花のように慎み深く暮らそう、という意味=を記し、コーヒーや番茶は高野山の湧水を使用。ランチなどは高野山麓の野菜をふんだんに活用している。
神吉さんは北海道函館市出身で大阪市在住。20歳の時、車が4メートル崖下に転落したが、運転していた知人も、助手席にいた神吉さんも無傷。その時、腕にはめていた高野山のお土産の〝数珠の糸〟が切れていたことから、「お大師様が身代わりになってくれた」と信じ、般若心経を唱えるようになった。
これまで20歳代は、結婚や夫の事業失敗、借金1000万円肩代わり、離婚、自活、借金返済…と非常につらい地獄をみたが、30歳代で北新地のスナックに勤め、やがてラウンジ経営、今は借金も返済し、ラウンジも2店に増やしてきりもり。さらに高野山の寺院で得度し、カフェ「光海珈琲」も開いた。
神吉さんは、ラウンジ運営も大切なので、普段はカフェ「光海珈琲」を知人にゆだね、週末には高野山を訪れ、店に立っている。営業時間は午前8時~午後8時。定休日は火曜。
高野山開創1200年記念大法会は、4月2日から5月21日まで営まれ、国内外から大勢の参拝・観光客がやってくる。神吉さんは、お大師様のお陰で、辛苦を乗り越え、大阪や高野山で仕事ができることに感謝。「ご来店の方々には、お大師様を深く知っていただきたいし、温かい気持ちになるよう、もてなしたいです」と語った。
写真(上、下)は「光海珈琲」の外観。写真(中)は「光海珈琲」の店内と神吉さん。

更新日:2015年3月30日 月曜日 00:00

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