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絵画に自由な心~面矢さんら13人~Art展開幕
和歌山県橋本市妻の洋画家・面矢元子(おもや・もとこ)さんとその弟子たち計13人の作品を集めた「それぞれの世界 アトリエM,Art展(洋画)」が、1月23日(金)~25日(日)、同市東家1の6の27の橋本市教育文化会館4階で開かれる。入場無料。
出展者は、面矢さんと、面矢さんのアトリエで絵画を学んでいる桝井啓子(ますい・ひろこ)さん、中屋佳子(なかや・よしこ)さん、徳山伴子(とくやま・ともこ)さん、中村昭(なかむら・あきら)さん、中西恵子(なかにし・けいこ)さん、斉藤和夫(さいとう・かずお)さん、土屋依音(つちや・いおん)さん、中西美佐子(なかにし・みさこ)さん、堀川文代(ほりかわ・ふみよ)さん、柳井博(やない・ひろし)さん、井上紗由里(いのうえ・さゆり)さん、森川妙子さんで、それぞれ1~6点、計53点を出展。
面矢さんの「作品」という題の半具象画は、男女らしい人影がたたずみ、心寄り添っているような光景。久しぶりに出品した森川さんの「いつも隣に」は、人物写真や壺を飾ったチェストと、近くで愛猫が寝そべっている姿を表現。小学3年生の井上さんの「ブルーレディ」は、パステルと水彩とで、ブルーのバラ数輪を描いている。
このほか、うまそうな栗の絵の「晩秋」、命たくましい山を感じさせる「夕焼け」、黒い衣装で両手を広げた「遊ぶ」など、まさに「それぞれの世界」を繰り広げている。
同展は1999年から、ほぼ毎年開催し、今回で15回目。面矢さんは「ふつう、指導者の絵と同じような作品が並びます」と前置きし、「でも、私の教室の方々は、私の言うことなど、まったく聞きません」と明るく笑い、「そこがまた大事なところで、今回も自由奔放に表現した、個性的作品ばかりを出展しています」と話した。
時間は午前9時半~午後5時(最終日は午後4時)。同展代表・面矢さん(電話&ファックス0736・32・1881)。
写真(上、下)は1月23日開幕の「それぞれの世界 アトリエM,Art展」。写真(中)は展示作品「いつも隣に」(森川妙子)。
なお、紀北文人展も同会館4階で同時開催される。