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橋本の市街地で初積雪~束の間の「幻?」白銀世界

和歌山県の橋本・伊都地方は、12月6日未明から降雪があり、夜明け頃には平野部で1センチ、山間部で3センチ前後の積雪となった。平野部では今冬初の積雪で、山河のある高野山麓のまちは、しばらくの間、美しく雪化粧した。
紀の川の南方の国城山、北方の三石山は、真っ白に冠雪し、山麓の橋本市役所、JR・南海橋本駅、橋本商工会議所周辺も、薄っすら雪化粧。丘陵地にある城山台や小峰台、あやの台などの住宅団地は、やや分厚い雪に覆われ、夜明けとともに、その雪景色が浮かび上がった。
国道371号バイパス(京奈和・橋本IC~三石台)の橋梁部分は、白と黒の轍(わだち)の跡がくっきり。ドライバーは極力、速度を落としていた。
早朝出勤の市民は、一歩家を出て、「わあ、雪や」と驚き、滑らないように小股歩きで最寄り駅へ。マイカー通勤者は、フロントガラスの雪を、いそいそと払い落とした。
その雪も時折、雲間に現れる太陽に照らされて、市街地では、たちまち雪が解け、高台地域でも徐々に普段通りの風景に戻った。
この日朝のJR橋本駅での「和歌山DC(デスティネーションキャンペーン)は、ちょうど雪もやんで、紀州真田甲冑隊や〝ゆるキャラ〟が登場、浦部陽介さんのミニライブも、予定通り行われた。
写真(上)は雪化粧した南海高野線・御幸辻駅と遠くの城山台住宅地。写真(中)は凍結の恐れも出た国道371号バイパス・橋梁部分。写真(下)はJR・南海橋本駅や丸山公園周辺の市街地の雪景色。


更新日:2014年12月6日 土曜日 10:22

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