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ホッケー世界大会~76歳浅井さん出場~不屈の精神

JGMA(日本グランドマスターズホッケー協会)に所属する和歌山県橋本市城山台の浅井徹(あさい・とおる)さん(76)が、平成26年(2014)6月、オランダ・ハーグで開かれる「第7回WGMA ワールドカップ オランダ大会」に、日本代表チーム(70歳以上)の選手兼監督(65歳以上)として出場する。浅井さんは「今回だけでなく、2020年の東京大会にも、監督兼選手として出場できるよう頑張りたい」と、不屈の精神を示している。

浅井さんは、大阪府立夕陽丘高校・ホッケー部員だった頃、神奈川、兵庫の国体に出場して上位入賞。関西大学時代のホッケー部では関西リーグ優勝。いずれも主将を務めた。富士車輌・社員時代は、大阪ホッケー協会に所属し、大阪ホッケークラブ員として、岡山、山口の両国体に出場し活躍した。

今回のワールドカップ・オランダ大会は、6月3日~16日に開催。日本選手団は、浜中謙治・団長ら役員を含め、3チーム52人で編成。GM(60歳以上)、GGM(65歳以上)、SGM(70歳以上)の3クラスに出場。SGMは日本、南アフリカ、イギリス、オーストラリア、ドイツ、オランダの6か国が競い合う。
浅井さんは連日、近くの城山台中央公園グラウンドで〝一人練習〟を重ね、ホッケーのルールを想定し、猛ダッシュの練習をする、縄跳びをする、スティックを使ってボールのヒット、ドリブルを繰り返している。
浅井さんは、富士車輌を退職後、城山台連合自治会長として地域貢献。平成17年(2008)には、NPO法人「紀見サポートクラブ」を創設し、着地型観光の推進や、小学生の登下校〝見守り隊〟などを実践。関西大学校友会橋本支部長も務め、郷土づくりに取り組んでいる。
浅井さんは「ワールドカップ・オランダ大会では好成績を狙いますが、それはそれとして、2020年の東京オリンピックと同じ年に開かれる〝WGMAワールドカップ〟には、是非とも出場できるよう心身を鍛えたい」と力強く語った。

写真(上)はホッケーの練習に打ち込む浅井さん。写真(中)はワールドカップ・オランダ大会・日本代表のユニホーム姿の浅井さん。写真(下)はランニングで足腰を鍛える浅井さん。


更新日:2014年5月24日 土曜日 00:00

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