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〝鯉幟ファミリー〟施設の空に~御衣黄も近く開花

和歌山県橋本・伊都地方は4月11日、まさに今は、「冴え返り 冴え返りつつ 春半ば」(西山泊雲=にしやま・はくうん)で、これまで寒さを繰り返しながら、「きょうは暖かいな」と思ったら、なんともう春半ば。
橋本市隅田町中島の特別養護老人ホーム「ひかり苑・天佳苑」の空には、早くも色鮮やかな〝鯉幟ファミリー〟が泳いでいて、車椅子のお年寄りが、まぶしそうに見上げていた。
この鯉幟は、施設の入所者の家族から寄贈された真鯉(まごい)と緋鯉(ひごい)、子供の鯉の3匹と、綺麗な吹流し。柔らかい春の日差しが降り注ぎ、木々の緑を渡ってくる風の中で、鯉幟ファミリーは、矢車付きのポール(長さ約9メートル)が、弓のようにしなるほど勢いよく泳いでいる。
車椅子のお年寄りらは、女性職員の案内で、満開の桜の陰に集合。はたはたと風音を立てて泳ぐ鯉幟を見上げては、「きれいやなあ」「おおきいなあ」とため息をもらし、移り行く春を惜しんでいた。
同施設は小高い丘陵地にあり、今、八重桜や枝垂れ桜が満開で、名物の御衣黄(ぎょいこう=黄色い桜)も、ぼつぼつ蕾(つぼ)み始めている。
鯉幟ながめてわれも吹かれをり
                   (水津順風)
写真(上)は車椅子のお年寄りを楽しませる鯉幟ファミリー。写真(中)は思い切り春風を吸って泳ぐカラフルな鯉幟たち。写真(下)は鯉幟ファミリーが空に輝く「ひかり苑」(向う側)と「天佳苑」(手前左側)。

更新日:2014年4月12日 土曜日 00:01

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