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冬霞の鐘楼門と霜の柿畑~(1月のスケッチ)

和歌山県橋本地方は1月29日早朝、田畑や家々の屋根が霜に覆われ、そのうえ冬霞(ふゆがすみ)に包まれた。午後は明るい日差しがあり、高野山麓のまちは、早くも春の気配。あちこちで洗濯物の天日干しが見られた。
午前6時半、橋本市東家の真言律宗・妙楽寺周辺の柿畑や、愛宕山の斜面は霜で真っ白。さらに冬霞が立ち込めて、同寺・鐘楼門は影絵のような、朦朧(もうろう)としたたたずまい。
間もなく、太陽の日差しが増すにつれて、霜は水滴にかわり、きらきらと七色の光が交錯。冬霞も見る見る晴れて、鐘楼門は元の姿にかえり、紀の川南岸の国城山系の山々もくっきりと現れた。
犬を散歩させていた男性は、「霜は年末からよく降りるが、このような冬霞はあまり見られない。まるで夢の中にいるみたいです」と、目をこすっていた。
写真(上、中、下)は冬霞で影絵となる妙楽寺・鐘楼門と霜が降りたその周辺。


更新日:2014年1月29日 水曜日 20:53

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