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橋本初の吹矢大会50人競う~心身リフレッシュ
身も心もリフレッシュできる吹矢の第1回「橋本市吹矢大会」が、和歌山県橋本市の県立橋本体育館で開かれ、約50人が参加して、競技を楽しんだ。主催者の橋本吹矢サークル「はるすくらぶ」代表・岡田大輔さんは「橋本で〝吹矢教室〟を開いているので、健康増進のためにも、ぜひ、参加してください」と呼びかけている。
岡田さんは介護保険サービス・株式会社「はるす」(本社=同市岸上)社員で、昨年11月、日本吹矢リクリエーション協会のインストラクター資格を取得し、今年4月に同「はるすくらぶ」を結成した。
さっそく「20発吹くだけで、約5キロのウオーキングと同じカロリーを消費します」というキャッチフレーズで、毎週・金曜日の午後1時~午後3時半、橋本市東家の橋本市民会館2階和室で〝吹矢教室〟を開催。入場料500円で、吹矢用具を貸与し、60~80代の15人に吹矢を指導している。
今回、岡田さんは、吹矢練習の成果を発揮する場として、第1回「橋本市吹矢大会」(12月5日)を企画・実行。参加選手らは「競技的(まと)」「レクリエーション的」「ビンゴ的」の3種目に挑戦し、6メートル先の的に向かって、長い筒から矢を放ち、的中数を競った。
その結果、団体戦では「ひふみチーム」が優勝、「ただちゃん、しょうちゃんチーム」が準優勝、個人戦は中岡章文さんが優勝、奥真由美さんが準優勝を飾り、入賞者らは賞状・賞品を手に大喜び。
岡田さんは「若い方を含めて、大勢の高齢者が参加してくれました。吹矢は腹式呼吸をして、一気に矢を放つので、ストレスを解消するうえ、肺機能を活性化させます。今後も毎年1回、大会を開き、吹矢仲間を増やしたいです」と張り切っていた。
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橋本吹矢サークル「はるすくらぶ」の吹矢教室で、吹矢を体験したい場合、問い合わせは同くらぶ・岡田さん(0736・39・7081)へ。
これとは別に、橋本市文化スポーツ振興公社主催の「レクリエーション吹矢教室」が、来年1月16、23、30日、2月6、13、20、27、3月6、13、20日の各木曜日午後1時半~同3時半、県立体育館トレーニングルームで開催される予定。
対象は30歳以上で、定員20人(先着順)。参加費は10回分で4000円。参加希望者は、同体育館事務所で所定の申込書で申し込む。問い合わせは同事務所(電話0736・32・9660)。
写真(上)は腹式呼吸で一気に吹矢を放つ参加者たち。写真(中)は吹矢の的中ぶりを確認する女性たち。写真(下)は吹矢の筒を持ったまま両手を高々と上げて息を吸い込み精神を集中する参加者たち。