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のらねこ!ペットボトルで撃退〜夜の暴挙たまらん

一昔前、のらねこの出没に悩んでいた和歌山県橋本市東家の女性(58)は、ペットボトルによる「のらねこ撃退法」を実践し、効果を上げている。女性は「猫は大好きですが、まるでギャングのように、真夜中に暴れまわるのは、どうも…」と、複雑な気持ちを話した。
この女性はいつも、徒歩でJR和歌山線の踏切を渡り、ショッピングに出かける。すると近所のペルシャ猫〝ジャニちゃん〟がついてくる。〝ジャニちゃん〟は、踏切の手前で待って、女性が買い物をすませてくると、踏切の所から、ふたたびついてきて、家まで送りとどけ、「ニャオ」といって帰る。「私、こんな猫は大好きなんですが…」と、次のように話した。
思えば約10年前、夜な夜な、のらねこの大群が集まってきて、「ニャオ、ニャオ」と大声を上げる。屋根で〝運動会〟を繰り広げる。植木鉢は壊し、あたりかまわず糞尿をする。みんな睡眠不足と異臭に悩まされた。
たまたまテレビで、ペットボトルによる〝のらねこ撃退法〟を知り、さっそく水入りペットボトルを並べたところ、その上に飛び乗った〝のらちゃん〟たちは、爪が立たないので、簡単に滑り落ちる。そのうえペットボトルには、怯えた自分の顔がうつっている。怖くなった〝のらちゃん〟たちは、やがて来なくなり、今では地元各所で、この撃退法を実践しているという。
女性は「飼い猫も〝のらちゃん〟も可愛いのですが、夜な夜な大群で暴れられると、さすがにたまりませんね。ペットボトルに水を入れるたびに〝のらちゃん〟ごめんね、と言っています」と笑っていた。
写真(上)はある街の〝のらちゃん〟。写真(中)は水を満タンにしたペットボトルによる〝のらねこ撃退法〟。写真(下)は女性の近所のおとなしいニャンちゃん。


更新日:2013年11月23日 土曜日 22:59

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