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ゆるキャラ「かきたん」誕生~JA紀北かわかみ

和歌山県橋本市のJA紀北かわかみ=下林茂文組合長(63)=は、ファン拡大&消費拡大に働く、ゆるキャラ「かきたん」を誕生させ、8月31日、同市岸上の産直市場・やっちょん広場で開かれた〝JAまつり夏の陣~ゆるフェス2013〟でお披露目した。
この日、特設ステージに初めて登場した「かきたん」は、身長160センチで、体重などは秘密?だが、やや小太り。かたちは熊、色は柿色で、頭とお尻は、柿の緑のヘタで飾られ、顔はにっこり微笑んでいる。JA紀北かわかみの女性職員が、智恵を絞って考案、誕生した。
「かきたん」の愛称は、全国公募で580通が集まり、そのうち多かった10通の中から、JA役職員約200人が選んだ。「かきたん」のかきは柿で、たんはタンニン。つまり健康にいい柿という意味。JA紀北かわかみでは「かきたんは、世界遺産・熊野古道から、紀北地域へ降りてきた、熊の姿をした神様。ここで食べた柿が、あまりにもうまかったので、当地に住みついたとイメージ。その熊に健康的な柿の名前を冠しました」と説明。命名に協力した6組には、下林組合長から「名付け親証明書」を手渡し、お礼を述べた。
この日、特設ステージに「かきたん」が恥ずかしそうに登場。待ち構えていた県内のJAゆるキャラ、かつらぎ町の「かき王子」「もも姫」「梨じい」、和歌山県の「わかばん」、大阪府泉佐野市の「イヌナキン」などのゆるキャラ、和歌山国体キャラクター「きいちゃん」など約10体と、橋本高校・バトン部員らが歓迎すると、「かきたん」は感激のあまり大きく身震い。それでも元気よく両手を振ると、集まった子供たちは大喜びで、保護者らは携帯電話カメラで、盛んに撮影していた。
下林組合長は「かきたんには、いろんなイベントに参加して、JA紀北かわかみをPRしてもらい、柿酢など加工品のラベルには、かきたんのイラストを活用。できればグッズ類も作りたいですね」と張り切っている。
写真(上)は〝名付け親証明書〟を受けた6組と「かきたん」と下林組合長=右後ろ。写真(中)は、あいきょういっぱいの「かきたん」。写真(下)は橋本高校・バトン部員や大勢のゆるキャラに歓迎される「かきたん」。


更新日:2013年9月1日 日曜日 07:12

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