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高野山で〝九輪草〟が開花〜まさに塔上の飾り姿

高野山真言宗総本山・金剛峯寺の奥ノ院(和歌山県高野町)近辺で、五重の塔のてっぺんの〝九輪〟に似た「九輪草(くりんそう)」が、今、群生開花し、雲上の杉木立の中で、独特の世界を醸し出している。
橋本市のフォトライター・北森久雄さんが、高野山の語り部の案内で、初夏の霊峰を訪れたところ、山道沿いに九輪草が群生。文字通り、高さ約1メートルの茎に、紅紫色の花が幾重もの輪になって、咲き誇っている。
九輪とは密教で「五智如来・四菩薩」のことと言われ、それだけに九輪草の姿が、人々の心を癒してくれそう。その形状彩色を思わずカメラに収めた北森さんは、「ほんとうに素晴らしい花。天候次第ですが、見頃はここ1週間ほど続きそうですね」と話した。
写真(上、中、下)は、いずれも高野山で咲いた九輪草=北森さん撮影。


更新日:2013年6月6日 木曜日 09:45

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