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古い名曲〝真空管アンプ〟で傾聴〜20人うっとり

昭和の古いレコード曲を〝真空管アンプ〟で聴く「あなろぐ傾聴」の集いが、5月12日、和歌山県橋本市東家の橋本市民会館で初めて開かれ、参加した60〜80歳代の人たちが、若い頃にタイムスリップ、懐かしいひとときを過ごした。
橋本市民会館が主催。同市古佐田の真空管アドバイザー世古勝重さん(65)が協力した。
この日、世古さんは、同会館ホールロビーに、自慢の真空管アンプ、レコードプレーヤー、スピーカーを設置。〝美しい音〟にこだわる市民20人が、今では昔の記憶を内包したまま家庭で眠っていた計約50枚のレコードを持参した。
レコードは「セ・シボン」(アーサー・キット)、「魅せられしギター」(スリーサンズ)、「テイクファイブ」(ヘイブルーベック)、「ハッシャ・バイ」(ダニー・トーマス)、「ある恋の物語」(ラテンパーカッション)、「白い約束」(山口百恵)「ゴッドファーザー」(ニニ・ロッソ)、「Do What You Do」(mitzi)、「I want dance」((mitzi)、「残侠子守唄」(美空ひばり)、「スイート・レイラーニ」(ローズマリィ・クルーニー)などジャンルはさまざま。
世古さんは、参加者一人一人の希望を聴き、フレーヤーの針を替えたり、ボリューム調節したりしながら、レコードをかけると、楽器の演奏や歌手の歌声が、なぜか不思議に遠く深いところから聴こえてくる。
参加者らは長椅子に座り、目をつむって傾聴。やがて曲や歌に合わせて、自然にからだが動いたり、ステップを踏んだりした。
元高校教諭の池永恵司さん(82)は「大阪の音楽喫茶に通い、コーヒーを飲みながら、いろんなリクエスト曲を聴いた、楽しい学生時代を思い出しました」とにっこり。
世古さんは「皆さんにほんものの〝音〟を聴いてもらえてうれしい。これからも〝あなろぐ傾聴〟に協力します」と話した。
〝あなろぐ傾聴〟を企画した橋本市文化スポーツ振興公社の大木大宝さん(同市民会館係長)は「とても好評なので、今後2か月に1回程度、開催したいと考えています」と話した。問い合わせは同会館(電話0736・33・6108)。
写真(上)は真空管アンプやレコードプレーヤーを設置した世古さん(右から2人目)。写真(中)は懐かしい音楽に耳を傾ける参加者たち。写真(下)は素晴らしい真空管アンプに見とれる池永さん。

更新日:2013年5月12日 日曜日 15:06

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