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〝それいけ!ワンパーク〟新年、生き生きスタート

未就学児とハパママが体を動かして遊ぶサークル、和歌山県橋本市の〝それいけ!ワンパーク〟が、今年も1月21日、同市北馬場の県立橋本体育館サブアリーナで開かれ、親子で明るい新年のスタートを切った。主催する橋本市民生委員児童委員協議会の西山嘉造会長は「毎月1回、月曜日に開催するので、気軽に参加してください」と呼びかけている。
この日、就学前の子どもたちとパパママたち約70組140人が参加。先ず、ムーミン谷こども園の女性保育士による〝手遊び〟が行われ、保育士が「♪パンパンパン屋さんにお買い物♪…」という歌に合わせて、「ムシャ、ムシャ、ムシャ」と、パンを食べる格好をすると、子どもたちもそれを真似ながら大喜び。また、別の遊び「コタツの中のパネルシアター」では、紙芝居のように描かれたコタツの陰から、動物の耳だけを見せて「ここに隠れているの何だろな?」と問いかける。子どもたちが動物の名前を言った後、クマさんやウサギさんの絵が出てくると、「わぁーっ、当たった」と歓声を上げていた。
次に、同協議会児童福祉部の藪添良子会長が、「もうすぐ節分なので、冬から春になりますよ」と話しながら、折り紙による〝鬼の面作り〟を指導。ハパ・ママたちは、子どもと一緒に、せっせと青鬼の面を作り上げると、子どもたちは早速、「いいのん出来たよ」と、自慢していた。
この後、公益社団法人・日本3B体操協会の公認指導者・河原登貴子さんらが、遊具を使って体操。パパ・ママや子どもたちと輪になって歩いたり、寝転がったり。おかげで心も体もすっかり温まり、耳も手のひらも、ぽっかぽっかと紅潮させていた。
藪添・部会長は「それいけ!ワンパークに参加すると、子どもを持つ多くのパパ・ママと交流できるので、育児の先輩たちから、いろんなことを教えてもらえます。また、子どもたちも、子ども同士の遊びの中から、将来きっと大切な何かを学ぶことと思います」と話していた。
〝それいけ!ワンパーク〟は2003年に発足。毎月1回(月曜日)、県立橋本体育館・サブアリーナで、市内在住の未就学児と保護者対象に活動。親子で手遊び、季節のかんたん手作り、リズム体操、大型遊具での遊び、子育ておしゃべり…などを行っている。08年から始めた1歳前後までの赤ちゃん対象の「ベビー体操」のコーナーは好評を博しているという。
問い合わせは橋本市健康福祉部福祉課(0736・33・1111)。
写真(上)は〝3B体操〟を楽しむ親子たち。写真(中)は色紙で〝青鬼の面作り〟を指導する藪添・児童福祉部会長。写真(下)出来上がった〝鬼の面〟に大喜びの子どもたち。


更新日:2013年1月21日 月曜日 15:20

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